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はじめての部落問題 (文春新書)
 
 

はじめての部落問題 (文春新書) [新書]

角岡 伸彦
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

そもそも部落とは何なのか。差別は解消したのか。同和教育の功罪は?初歩から考える被差別部落の真実。深く知ることで浮かび上がる、もうひとつの日本。

内容(「MARC」データベースより)

そもそも部落とは何なのか。差別は解消したのか。同和教育の功罪は? 避けられがちで説明しにくい、なんとも摩訶不思議な部落問題を、初歩から考える。深く知ることで浮かび上がる、もうひとつの日本。

登録情報

  • 新書: 218ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2005/11)
  • ISBN-10: 4166604783
  • ISBN-13: 978-4166604784
  • 発売日: 2005/11
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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48 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
部落差別って何?ってことを知りたい人にはとても良い本だと思います。

角岡氏の講義を受講した学生が言った言葉の一つ、「差別とは『必要以上の区別』」というのは素晴らしい定義だと思う。

人は、出自だけじゃなく、見た目の美醜(個人の好み)や、収入や、能力や、国籍や、性別や、年齢や、職業などで他を区別します。他を自分の中でランクづけするのです。その意識はなくなりません。その区別の度合いが高まると差別になるのではないでしょうか?でも、自分にも差別意識はあることを認識することで、意識はなくならなくとも、言動や行動に出さないで生きられます。

「同和教育などがあるから、差別してしまうのだ」「この問題を知りたくなかった」という人は、私は大きく見れば差別を傍観していることになると思います。自分は被差別の立場じゃないから別にいい、としてしまうのは危険です。

息子が部落出身者と結婚するというと、急に大反対した家族の例が2つ紹介されていました。差別する側の言い分の一つは「自分も同じに見られたくなかった」「自分も差別される側になりたくない」というものでした。人間、どんなことも、闘うことを放棄すると、こんな人になっちゃうんだなぁと寂しく思いました。

角岡氏の本はいつも、同情を乞うような要素は全くと言っていいほど感じないし、押しつけも感じないし、差別そのものをなくそうとする目標に向かってご自分が出来る最善と信じることをして闘っていらっしゃると思います。とても好きなタイプのファイターだと思います。
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52 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者の『被差別部落の青春』が,この種の本にありがちな悲壮感のない,素直な問題提起の本だったので期待したが,やっぱり理論的な限界を感じてしまった。はたして著者の言うように,今も残る部落差別や部落タブーの責任は,基本的に「部落外の人々にある」,などと言えるのだろうか?なぜ未だに部落差別が残っているのか。この本には,もう二〜三十年も前から公然と囁かれてきた運動団体や同和行政の問題に応えようとする基本的な構えがない。世間の人たちは正確に,そういうことを見ているのだ。その中で部落差別も続いてしまう。もう二十年も前に『同和はこわい考』の著者である藤田敬一氏らが警鐘を鳴らしてきた運動側の腐敗・退廃に口をぬぐったまま,いくら部落をタブー視するなと言われても,「こわい意識」を持つ人々には説教強盗の説教のようにしか聴こえない。『同和はこわい考』が問題提起した「悪循環」を断ち切る道は,残念ながら今となっては,共産党系の人々の提案を正面から受け止めるしかないだろう。いまいましい限りだ。
このレビューは参考になりましたか?
36 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 士農工商が紀元前から中国で使われた四字熟語で「老若男女」と同様の「みんな」という意味であるとか、麻生太郎が野中広務について「あんな部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」と発言したなど引用ながら分かりやすい内容に努めており、結婚差別を例に差別のメカニズムの解析をし、『サンデープロジェクト』で食肉のドンことハンナン・浅田元会長を取り上げた際の田原総一郎の発言とその後の謝罪についても切り込んでおり、解放同盟の抗議への疑問も呈しているところが興味深い。

 部落差別の解消法については、ヒントが書かれているものの、決定打は読者がどう社会参画するなかで変えていくかに委ねられている。
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投稿日: 2008/2/18 投稿者: aaa0042
はじめて用
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次々と明らかになる、団体による利権絡みの事件から部落問題に入ると、... 続きを読む
投稿日: 2007/6/14 投稿者: yukichi
考える材料を与えてくれる
同じ著者の『被差別部落の青春』が、

実際にどのような差別が行われているのかを、... 続きを読む
投稿日: 2006/9/13 投稿者: SAH
持ってても買い
数年前に「被差別部落の青春」を読んで以来です。職業上必要に迫られて同和関連の書物には比較的よく目を通しますが、正直その優劣正誤は自分には判断つきかねます。ただ、僕... 続きを読む
投稿日: 2006/5/9 投稿者: yoshioki6
真の意味での「同和」とは
なんと言ってもまず読みやすい。この手のテーマを扱う際の気負いじみた圧迫感も、おどろおどろしさもなく、カバーの著者近影そのままに爽やかである。... 続きを読む
投稿日: 2006/3/6 投稿者: 2月うさぎ
明るい部落問題 → 何故人は差別するのか?
ひと言でいうと明るい(部分もある)部落問題である。筆者は大阪大学で部落問題の非常勤講師をしているそうで、第4章でその模様が紹介されている。同和教育が何故つまらなか... 続きを読む
投稿日: 2006/1/8 投稿者: XP
あらためて...
考えさせられます。
このような教育そのものを小・中・高と受けたことがない世代です。... 続きを読む
投稿日: 2005/11/24 投稿者: なんちゃって、お遍路くん
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