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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日常生活でも大いに活用できる!,
By Tomoyuki (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: はじめての認知療法 (講談社現代新書) (新書)
日本における「認知療法」の第一人者である大野先生の本です。うつ病などの精神疾患に対して「認知療法(Cognitive Therapy)」がどのように適用されるのかを分かりやすく解説している、「認知療法」の入門書です。200頁ほどで簡潔に、具体例を交えて分かりやすく書かれているので、私は、2日間で一気に読み終えてしまいました。 昔、本で読んで共感した「論理療法」に近いものだったので、個人的には素直に受け入れられました。 例えば、 同じ「事実」でも、人によって、そしてそのときの気持ちの状態によって違った形で解釈されることがあり、それに応じて、落ち込んだり不安になったり腹が立ったりという、違った気持ちになっていることがわかります。自分が見ている「事実」が客観的な「真実」と違うからです。(この考え方は、認知療法においては重要なポイントだと思います…) とか 問題を絞り込んだ後は、その問題に対してできるだけ多くの解決策を考えてください。これを「数の法則」と呼びますが、多く考えれば考えるほど、解決につながる方法が含まれる可能性が高くなります。そのときに、ばかばかしいと思うものも却下せず、とにかく多くの解決法を考えていくことが大事です。 とか 一度自分の頭を問題から解放して自由にすると、じばらくたって思いがけない解決策が頭に浮かぶことがあります。私たちの頭には、そうした潜在能力があるのです。 といった考え方には、とても共感しました。 最新のビジネス書(洋書)においても、このような考え方が多く取り上げられていますので、精神疾患の治療法としてだけではなく、日常生活においても大いに活用できる考え方なのだと思います。そういった意味で、多くの人に読んでいただきたい本だと思いました。
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
やっと出た、誰にでも入手できる、本格(?)入門書,
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レビュー対象商品: はじめての認知療法 (講談社現代新書) (新書)
本格入門書という言い方もヘンだけれど、これまで、入門書とは言っても、医学書出版社から出されることが多かった 認知療法について、 「新書」というスタイルで広く一般に知ってもらおうという本。 大野先生は、99年にPHP新書から「うつを治す」という本を出した。 それまで、うつの本が一般書出版社から出されることはほとんどなかったが、 それを「新書」という形で世に出した。 いわば、うつを世に知らしめた人でもある、と思う。 「うつっぽい人にまで、病名を与えられた」 という「負」の部分はあるにしても、 うつに市民権を与えたという意味では、著者の功績は大きいと思う。 大野先生は認知療法の第一人者であり、ここ数年、多作だ。 しかし新聞連載をまとめたものなども多く、やや内容に乏しさがあった。 しかし本書は、自らのフィールドである認知療法を 手にとりやすい新書の形で、 わかりやすく、かつ本格的に(けっこう読み応えあり!)書かれている。 薬物療法の限界が言われる中、貴重な一冊だと思う。 患者および、その予備軍、または周囲の人は必読!
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
認知療法の、最適な入門書,
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レビュー対象商品: はじめての認知療法 (講談社現代新書) (新書)
入門的なタイトルの本ですが、少しのバイアス(認知の傾き)であって 軽度の(苦しいかする)症状であれば、治るかもしれないと思いました。 また、自己啓発にも大変、有効なことは特筆しておきたいです。 治療の技術や、方針が書かれていますが これまでの精神科治療では 画期的なものです。 ただ、本書にも触れてありますが 認知療法が万全・万能の治療法ともいえないとは私にも感じます。 その証左としては 本書では「マインドフルネス」にもコラムで言及していて 旧来からある「禅」や「内観」など、こうしたことも 治ることには不可欠なことだとも 私も思った次第です。 バイアス(偏向・傾向)は それ自体は 一つの個性でもあるとして、それでよいのです。でも、一方で 私は一種の「盲目性」と呼んでいるのですが 人間には「盲目性」という 自分自身の認識の範囲を超えたような処については 哀しいかな なかなか 気が付かないことが多いのです。 そんな状況の中で 苦しんでいる、悩んでいる人たちが多いのですが 本書はそこの新しいというか、気付かないでいた自分、新しい目線、地平を開かせてくれるかもしれません。 可能性としては「大」です。
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