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はじめての裁判傍聴 (幻冬舎新書)
 
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はじめての裁判傍聴 (幻冬舎新書) [新書]

井上 薫
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

黙秘する被告人を追いつめるどう猛な検事、刑を軽減するために万事を尽くす弁護人、苦悩しながら無罪判決を言い渡す裁判官、記録をとる以上の仕事をしている書記官…元裁判官だから知っている法廷の本当の見所、傍聴人の心得を克明に記す。開廷前に繰り広げられる弁護人と検事のやり取り、大事な証拠品の写真や図版にミスが多いことなど、思わぬドラマや数々のハプニングを公開。傍聴初心者から上級者まで納得の法廷入門・決定版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井上 薫
1954年東京都生まれ。東京大学理学部化学科卒、同修士課程修了。民間の研究所に就職後、独学で司法試験に挑戦し合格。86年判事補、96年判事任官。司法行政の裁判干渉に抵抗し、裁判官の独立を守り抜いたことで知られる。2006年、横浜地裁判事を最後に退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 155ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2007/09)
  • ISBN-10: 4344980514
  • ISBN-13: 978-4344980518
  • 発売日: 2007/09
  • 商品の寸法: 16.8 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
著者は元裁判官から当たり前なのだろうが、裁判傍聴に関して傍聴をしたくても躊躇している人にとっては裁判所というところの敷居が下がるとおもう。
後半にも説明があるが、三権分立のなかで一番身近なのが裁判所だと。
筆者もそのような考えから裁判所の門をくぐった経験がある。
最初は名古屋の地裁での傍聴だったが、次第に地元の地裁支部で行われる微罪裁判に興味がわくようになった。

とにかく地元の裁判は機会があれば一度は傍聴したほうがいいだろう。
裁判員制度よりも国民の司法参加(監視)になるからだ。
詐欺、窃盗、道交法違反などの微罪はほとんどが傍聴者ゼロで行われることが多い。
公開原則には違反していないが、裁判官、検察官、弁護士(弁護士はたまに違う場合があるが)がいつも同じと言うことがほとんどだからだ。
こうなるとどんな事件でも慣れ合いのうちに結審してしまう。
刑事裁判であるなら被告人の人権が守られていることを願いたいが、傍聴人が一人いるだけでも法廷に緊張感が生まれるからだ。
いつも傍聴していると地元の弁護士と仲良くなったり、検察官と顔見知りになったりたまに裁判官が私服で裁判所内を歩いていることがある。
筆者の経験では地元のスーパーで裁判官を見かけたこともあった。
本書を読んでもっと裁判が身近になればとおもう。

子どもが中学生くらいなら長期の休みを利用して親子で傍聴してみるのもいいだろう。
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By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
裁判を傍聴したいと思っていながら行動に移せていない人にとっては、非常にありがたい本でした。未体験のことというのは、その気はあっても心理的な壁があります。著者は、そういうまったくの初心者に対して懇切丁寧に書いてくれていますので、これで裁判の傍聴に行けそうだな、と感じました。わかりやすく丁寧に書いていていただいていますので、頭の中でシュミレーションすることができました。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 正義の味方 トップ500レビュアー
形式:新書
米国と違い裁判や裁判所に最も遠く、「事は穏便に」「出る所に出て」という言葉があるくらい民事訴訟を嫌うのが日本人だ。だから裁判所は全く関係のない場所であり、行きたくない場所であった。だから裁判所や裁判官のことは殆ど何も知らないのが一般の国民だ。一方で刑事裁判は2009年8月から裁判員裁判が始まり国民の司法への参加ということから裁判自体が注目され、全国にある地裁が身近に感じられるようになった。8月3〜6日の東京地裁(殺人罪)、8月10〜12日のさいたま地裁(殺人未遂罪)がスタートだ。その後は2009年9月だけでも青森(強盗強姦)、神戸(殺人未遂)、大阪(覚せい剤取締法違反)、山口(殺人未遂)、さいたま(強盗傷害)、和歌山(強盗殺人)、津(強盗傷害)、横浜(殺人)と続く。本書は基本的に地方裁判所の刑事事件を傍聴する際の知識、情報、参考になる全てを非常に判り易く説明している。また法廷での傍聴ルールや、法廷以外の裁判所の建物案内、裁判官以外の職員の業務、裁判官についてまでよくわかる。2004年5月21日に「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」が成立し今年に始まった裁判員制度。裁判官でも最もプレッシャーを感ずるのが否認事件の実刑判決だ。執行猶予か実刑かの差も大きい。一方で無罪を言い渡すのも相当なストレスになると言う。本職の裁判官は多くの事件を抱え、そして必ず判決を出さねばならない。それを一生続ける裁判官は大変だ。決断力の有無が適性の有無となるだろうし、人間である以上保身も出世欲もあるだろうし・・と身近に裁判官になった人物がいないので余計に興味が湧き出る。井上薫氏の著書に対するブックレビュー内容は様々で、それ以上にレビューへの評価も激しく分かれているが、少なくとも本書は理解しやすく面白い地裁傍聴Guide Bookである。
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