数学は勉強するうちにどこかでわからなくなる、と聞きました。私は大学でわからなくなりました(そもそもの勉強量がすくないこともあったのかもしれませんが)。
一生懸命やった数学、世の中の役に立たないといわれる数学とは何だったのかということをときに考え、また比較的最近にNHKでも放映された「ポアンカレ予想の証明とフィールズ賞の辞退」という出来事があり、そんななか、この本を知りました。
新聞の書評にも「簡単な本ではない」とありました。後半のホモロジー、ホモトピーあたりになると理解できなくなりました。それでも、ギリシアの三大作図問題やケーニヒスベルクの橋の問題を数学者がどのように捉えて解決していったのかをあらためて興味を持って読みました。
この本は1988年の復刊ということですが、最近の数学者の方にも、21世紀の現代人向けの「わかりやすい最新数学」を期待したいところです。