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39 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
とてもよくできた入門書,
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レビュー対象商品: はじめての構造主義 (講談社現代新書) (新書)
レヴィ=ストロースをメインに構造主義(の基礎)をわかりやすく解説してくれている好著。内容だけでなく文章自体もとてもわかりやすく簡単なのですぐに(数時間から数日で)読みきれる。レヴィ=ストロースの理論の説明もさることながら私としては現代数学の発達を論じている部分がとても面白かった。昔、線形代数の抽象概念を学んでいるときに、何のためにやっているのか良くわからず、ついでに現代数学をカッコよさそうだから少しかじろうかなと思ったときもあったが、数学的素養云々の前にそもそも数学者が何をしたくてどのような学問をどういう風に築き上げてきたのか、まったく理解できそうになくあきらめてしまったという不幸な過去を持つ私はこの本ともっと早く出会っていれば人生が少し変わっていたかもしれないと少し残念な気がしている。ただ少し手遅れだが、この本を読んで現代数学の一部がどのような問題意識で発達してきた学問なのかということを少し垣間見れたことは喜ぶべきことなのかもしれない。もちろん数学の本ではないのでこの本を読んだら数学の実力が上がるというわけではないのだが、大学の数学が何をしたいのかわからない大学1,2年生などはこの本から何かを学びとることができるのではないかと思う。
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
レヴィ=ストロースへの、華麗なる招待,
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レビュー対象商品: はじめての構造主義 (講談社現代新書) (新書)
構造主義の、というより、レヴィ=ストロースの構造人類学への導入。平易な語り口ながら、内容は極めて充実している。レヴィ=ストロース以前の人類学の言説、ソシュール以降の構造言語学の言説を概観したうえで、それがどうレヴィ=ストロースの思想へと結実してゆくかを解き明かしていく。「未開」に向けられた、レヴィ=ストロースのまなざしは温かい。巻末のブックガイドも便利であり、一読の価値ある名著に仕上がっている。レヴィ=ストロースの生涯に関して、詳しく知りたい場合には、渡辺公三『レヴィ=ストロース 構造』(講談社)を参照すると良い。
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
構造主義入り口の入り口,
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レビュー対象商品: はじめての構造主義 (講談社現代新書) (新書)
~私達が学生の頃は、何というか「思想」「哲学」が流行だった。もちろん流行だから軽い側面もある。でもキッカケはどうあれ本を読むのはいいことだ。 本書は私がすでに学生でない時に出版されたもので、実は最近初めて読んだ。 「はじめての」なんていう軽薄な(あくまで私の印象)書名だが、 なかなかどうして奥が深い。 ~~ レヴィ=ストロースの神話学を主軸に、構造主義の成り立ちや考え方を 非常に分かり易く、丁寧に解説している。 また、本書の後に読んで欲しい(読んで役に立つ)文献も多数紹介されており、 構造主義を学ぶ者、学びたい者には入り口の入り口として読んでもらいたい一冊。オススメ。~
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