異常にレビューの星の数が多い場合、ヤラセであることがある。
本に関わった人や仲間内が皆投票して星の数を上げるのだ。
この本のレビュアーもこの本のレビューしか書いていない人が多く、
すべて5つ星というのは、かなりアヤしいと思ってこの本を買った。
が、読んでみてその思いは一変した。
私の子どもが小学校4年生になり、現在中学受験について調査
しようとしてこの手の本を読み漁っているのだが、その中では
最良の本であった。
内容としては、皆が常識と信じている12の常識がすべて
間違っているという主張だ。
すべてが間違っているというのは言い過ぎではないかと思うところもあったが、
具体的に子どもをその時だけの見せかけの学力をつけるのではなく、真の学力
をつけさせえるためにどのように接すればいいのかということが書かれてあった。
たとえば、
海外旅行に連れて行くよりも、国内を電車でまわり、
東海道線で焼津すぎに見える風景を見ながら「お茶が取れる牧の原台地が一面に見えるね。」
と語れば、子どもはとても印象深く見ると。
あるいは、イチゴを買いながら「これはバラ科だよね」とか語れと。
また、選挙に行くのに子どももつれて行き、社会の仕組みに触れさせろと。
なるほど、こういうところから学問と生活とが結びつくのだな、と自戒も込めて
勉強になった。
もちろん、塾を主催されているわけだからきれいごとを書いているだろうとは思われるが、
これから子どもに接するに当たり、自分の行動を振り返ることができる良書だった。