著者の書かれた本「トポロジー:柔らかい幾何学」を念頭に
あまり数式を使わないで、トポロジーの何かを解説した本
です。
前書きに言うとおり、「入門書を読むための入門」になって
います。
「曲面のトポロジー」「曲面のホモロジーとホモトピー」など
の章があります。
円の展開図が正方形になるとか、メビウスの輪を2つくっつ
けるとクラインの壺になるとか、面白いことが書いてあります。
ホモロジーとホモトピーも直感的で、なるほどと思う説明に
なっています。
進んだ本を読むときに役立ちます。
全体として、いろいろな数学概念のイメージがつかめるような
教育的な書き方になっています。
初めの章にある「数学はどうして面白いのか」という著者の意見も
説得的なものです。
高校生にもシニアにも面白い本です。