よくある「けい路」の説明本ではなく、初心者が陥りやすい間違いを一つ一つ取り上げ、どうしていけないのか、どういう意味があるのかなどをイラスト付で端的に説明したものである。
項目ごとに(1〜2ページずつ)読みきりな点でもとても読みやすい。著者(イラストも担当)がカンフー好きであることも伝わってくるし、「なるほど」と頷ける内容もチラホラあって、この手の類似本は少ないので読んで良かったとは思う。
でも、本として未完成といわざるを得ない。
まず、誤字脱字(文字入力の初心者と思えるミスが多い)がひどい!(まぁ何となく解るけど)そして、せっかくイラストを書いて説明しているけど、良い例なのか悪い例なのかが明記されていないので、一見解りづらい(説明文を読んでも解らないものもある)。
あと、医学系の立場から言えば、根拠の乏しい迷信まがいの話も多く引用しているのがひっかかる。ちょっと大袈裟でもカンフーのいいところを伝えたい・・・そんな著者の気持ちが汲まれるので、イヤミなほどではないが。鵜呑みにしなければ、読み物として楽しめるかもしれない。
総評>イラストも多く初心者にも親しめる構成と内容だが、解りにくい点も多いのであくまで「読み物」「参考」としてオススメする。