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のりたまと煙突
 
 

のりたまと煙突 [単行本]

星野 博美
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

不器用に生きる大宅賞作家が懐かしく、愛しく、切ない「記憶」の扉を開く。

内容(「MARC」データベースより)

遠ざかる昭和-。私たちは何を得て、何を失ったのか? 類稀なる作家を育んだ原体験が明かされる、長篇小説的傑作エッセイ。懐かしく、愛しく、切ない「記憶」の扉が開かれる。全12章を収録。

登録情報

  • 単行本: 325ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/05)
  • ISBN-10: 4163679502
  • ISBN-13: 978-4163679501
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 130,204位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By acrskym
形式:単行本
ほのぼのしたり、ドキっとしたり、心にぐさっときたり・・・。そんな感動の連続でした。

読みやすいエッセイ集ですが、中身はとても深くて刺激的な本です。

本書は、作者独特の純粋な感性で現在と過去の身近な出来事を描写しながら、まっすぐな視線で「人生」を見つめています。というより「葛藤」している表現の方が適切かもしれません。

「転がる香港に苔は生えない」や「謝々チャイニーズ」を読んだことのある星野ファンなら、本書に裏切られることはないでしょう。1,850円はちょっと勇気が要る値段ですが、けっして高くないと思いました。

星野ファンでなくても、読み手のそれぞれの立場によって、いろいろな貴重なもの(違った見方、考え方、感動、・・・)を見つけられる本だと思いました。

あえて気になったことを書きますと、帯の表に「遠ざかる昭和---私たちは何を得て、何を失ったのか?」とありますが、これには違和感を感じました。私の読み方が間違っているかもしれませんが、作者にとっての本書のテーマは「記憶」ではないと思うのです。

同じ理由で、最終章の「よくばりな記憶---あとがきにかえて」にも違和感を感じました。これって、編集者が作者に無理に書かせたものじゃないだろうかと邪推してしまうような、取ってつけたような印象がありました(本当のところはわかりません。間違っていたらすみません)。

でも、こんなことは本書にとっては小さなことかもしれません。それくらい中身のある本だと思いました。

個人的には、星野さんはもっと注目されてもいいのになと思います。のんびりペースでもいいので、長く書き続けてほしいものです。
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
「転がる香港に苔は生えない」で著者にはまりました。順は逆でしたが「謝々チャイニーズ」も素晴らしかった。「銭湯の女神」で、初めて国内での生活を見つめた内容にさらにはまり、この「のりたまと煙突」では、日ごろ感じた事、言いたい事がたくさん文章になって語りかけてきます。あ、そういう事だったのかも・・。と改めて考える事もあり、押しつけのない自己啓発本ともいえると思います。かつて自由を追求した人へ、今も求めている人たちへ、ぜひ、お薦めします。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「自分にほうびをやりたくなる人間になってみたいものだ」この一文は

本文からの抜粋である。

つまり、この言い回しがこのエッセイの醍醐味だと思う。

昨今、己に酔う作家が多いなかで、客観的な視線と、少し毒を含んだ文章、

多少おばさんっぽい感情が目立つ部分もありますが、肩の力を抜いて愉しめるエッセイです。
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