戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説!
編集担当者からのおすすめ情報
カバー装画は、単行本に続き、カリスマ漫画家、オノ・ナツメ氏に描いてもらいました。上巻は、単行本時と同じ、「のぼう様」こと成田長親、下巻は、描き下ろしの石田三成。上下巻を合わせると、どこかクールなのに迫力に満ちた両雄が激突するような絵柄が立ち上がってきます。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
上下巻に「分けられている」感,
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レビュー対象商品: のぼうの城 上 (小学館文庫) (文庫)
不要な改行や中身のない解説文で精一杯かさ増しして、無理やり上下巻として売られた感があります。 読み終えても、それだけのページ数を読んだ実感がありません。 売る側の策略が見えてげんなりです。 内容としては、 ・普通の小説が堅すぎて読めない中学生 ・知識がなくて時代物に最後までついていけない人 のための入門としてはお勧めできる感じです。 表現がライトで、土地の説明等が親切なので、挫折はないでしょう。 ただ、 ・小説ならではの情景描写、心理描写が薄い ため、リアリティがなく、感情移入できない場合も多いと思います。 小説の中での出来事、プロット自体は面白いです。 忍城のエピソードを知ることができてよかった。 同じ題材で書かれた『水の城』 という作品が 面白いらしいので、そちらで補完するつもりです。 (というように、ほかの時代物を読む気になれるという点で、この本は良いのかもしれません)
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
歴史小説の入門として,
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レビュー対象商品: のぼうの城 上 (小学館文庫) (文庫)
以前からこの小説は気になっていたのですが、文庫になったということで買ってみました。とにかく第一印象は読みやすいということ。 歴史小説は描写が細かく、人物関係が複雑で、読みにくくとっつきにくいということが多いのですが、 この小説は時代背景などの説明が簡潔にまとめられており、また、登場人物も印象的に説明してあるので、 歴史小説を読みなれていない人でも十分楽しめる内容です。 私自身は司馬遼太郎の長編はほとんど読んでいる歴史小説マニアで、 正直マニアからしてみると、いささか話がきれいごとすぎるという印象もありますが、 これからいろいろ読んでみようという人には最適な本だと思います。
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ゲーム感覚の読み物,
By 3月18日で48歳 (埼玉県川越市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: のぼうの城 上 (小学館文庫) (文庫)
これがベストセラーなんて信じられない。ストーリーとしては、まあ、おもしろい。しかし、唐突な状況説明や、乏しい情景描写、現代人のような会話、時代小説らしからぬ不用意な語彙や表現。こういったものが、作品の世界に入り込むのを拒む。すさまじく表現が稚拙。歴史好きの子どもが書いたものか?と。最初の3ページで読むのがいやになった。買ってしまったから、しかたなく読んだ。だんだんおもしろくなってきて、すぐに1巻を読み、しかたないので2巻を買って読んだ。 決してよくできた小説だとは思えない。 映画やアニメになって、いいものができる可能性もあると思う。もしこれから公開される映画が良いものになったなら、「いい原作」だということにはなるだろう。 題材やストーリはともかく、作りはライトノベル? 多くの人が死ぬことに頓着することなく、主要人物の武勇や軽口を味わえるなら、ゲーム感覚でいいなら、読める。時代小説として読むのは、やめたほうがいい。
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