本書に登場するレーゴムという主人公は、言ってみれば「みにくいアヒル
の子」と同様に、仲間たちと比較して一見、劣る存在です。「みにくいアヒ
ルの子」の場合、最後は「白鳥」になって、めでたしめでたしでしたが、現
実はそうそう都合よくいきません。本書において、戦えないレーゴムは最後
まで戦えないままです。
けれども、それでも著者は、戦えないレーゴムに「力がある」と物語の中
で記します。「そのちからは みんなをちょっぴり......しあわせにする」と。
これは、「戦えない=弱い」という認識の枠組みをいったんはずし、「やさ
しさという力」「やわらかな強さ」に組み換える<リフレーミング>です。
格差社会がますます拡大するなか、自己と他者を比較し、自らの短所に悩
んでみても、前向きな解決には至りません。短所を<リフレーミング>によ
って長所に置き換え、そんなところも含めて自分自身を好きになることが、
今後、子どもたちが幸せになる一つの方法に思えてなりません。『のびろ!
レーゴム』は、それが読む人に伝わる絵本です。
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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
男の子の出産祝いにおすすめです,
By りん - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: のびろ!レーゴム (単行本)
友達の出産祝いに希望を聞いたところ、「絵本」とのこと。本屋を何軒もはしごし、ネットでも探し、この本を見つけました。小さな子どもには理解できないかもしれませんが、「人それぞれ違っても、誰にでも良いところはあるよ」というメッセージ性のある素晴らしい絵本だと思います。 絵もとてもパンチが効いていて、飾っていても可愛いところも気に入りました。 男の子の出産祝いには必ずあげようと決め、最近またその機会がめぐってきましたので購入させていただきました。 最初にプレゼントした友達に感想を聞いたところ、「色々な絵本を図書館で借りたけれど、内容のない絵本がとても多く、この絵本はとても気に入った」と言っていました。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ほのぼの…でちょっと元気になれる本,
By 猫間 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: のびろ!レーゴム (単行本)
友達に男の子が産まれました。お祝いに送りたいと思った一冊。レーゴムみたいなそんな人になってほしいです。 「君は気がつかないかもしれないけど、君にしかできないことがある」 元気カラーの黄色のレーゴムに、ほのぼのと元気をいただきました。
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