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5つ星のうち 5.0
巻を追うごとに深まる、作者渾身の「たまのの」ワールド,
レビュー対象商品: ののちゃん 8―いしいひさいち全集 (GHIBLI COMICS SPECIAL) (コミック)
脱力・ナンセンス系ギャグ、政治・社会・人物・文学・哲学への批評など様々なネタを持つ天才4コマ漫画家のライフワーク。老境に差し掛かりつつあるいしいさんですが、作品は老いていません。子供でも読めるでしょう。しかし含蓄だけは深みを増している。これがこの作品の凄みです。2009年末からの病気療養の復帰明けとなる2010年3月からの連載を収録しています。体調に配慮してこの連載以外の仕事はセーブされているようで、現時点でいしいさんが描きたいことはこの作品にすべて盛り込まれているのではないかと思います。そのためか「学級新聞」としてののちゃんの世界から離れた時事ネタが番外的に挿入されていたりします。 この巻で「祝! 連載5000回」となるそうです。最初に比べると登場人物が増え、ののちゃんワールドも広がり、「たまのの市民」の生活も様々な切り取り方が可能になってきています。ののちゃんの家、小学校、中学校、野球部、ロカちゃんの音楽活動バンド、それぞれに継続的なドラマがあり、またそれぞれの間に関連がある。単発ネタの寄せ集めではない重層的な物語として深化してきていると感じます。たまに解読困難なネタもあるけれど、毎日毎日一定レベル以上の面白さを提供できるのは、まさに天才の証です。 基本的には4コマの中で誰かが(時には徹底的に)笑い者にされるのがいしい漫画ですが、この『ののちゃん』シリーズでは、お年寄りや子供、学生、サラリーマン・OL、主婦、ペットなど、社会の各層で頑張っている人々に、説教めいたことは言わずに黙って寄り添うかのような温かい眼差しが随所に感じられます。新聞連載として長く人気を保っている理由は「笑えるから」だけではないのだとの思いをさらに強くする第8巻でした。
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5つ星のうち 5.0
他のレビューの書誌的間違いの訂正,
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レビュー対象商品: ののちゃん 8―いしいひさいち全集 (GHIBLI COMICS SPECIAL) (コミック)
奥付の「初出」から転記します。◆ののちゃん 「朝日新聞」連載「ののちゃん」2010年3月1日から2011年12月31日掲載分まで収録。 ◆ののちゃんヒストリー 「朝日新聞」2011年10月12日掲載分を収録。 ◆34の瞳・女には向かない職業 「ミステリーズ!」(東京創元社)ほかを収録。 さて感想を。 もう30年前の大学生時代に読んだ「いしいひさいち」の四コマ漫画「バイトくん」。 思い返せば「毒づき方」「ユーモア」「ペーソス」「カリカチュア」などは「いしいひさいち」から吸収したのかもしれません。学生運動なんかさっぱり理解できないし興味もないノンポリ世代。ちょっとヒネた人格にとって、趣味嗜好がぴったりと合致しました。 いろいろあって21世紀。 いしいひさいちの「毒」も「ユーモア」も「カリカチュア」も「ヒネリ方」も衰えるどころか、巧妙さを加えてパワーアップとレベルアップ。 あれ懐かしい、やあ久しぶり。 描かれる市井の人々の壊れ方・斜め見視線は、これが21世紀型日本人なんだと。 これこそ読み継がれたい「マンガ」です。 タイムカプセルに入れておきたいなあ。
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いつもほのぼのさせてくれる(*^_^*),
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レビュー対象商品: ののちゃん 8―いしいひさいち全集 (GHIBLI COMICS SPECIAL) (コミック)
やまだ家のゆる〜い楽しげな日常をみるにつけ、日々の疲れた気分がほぐれていきます。毎日少しずつ楽しんで読んでいきます。ののちゃんの担任、藤原先生の4コマもあり楽しめました!
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