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のうりん (GA文庫)
 
 

のうりん (GA文庫) [文庫]

白鳥 士郎 , 切符
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (36件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

ガイアが俺にもっと耕せと囁いている
県立田茂農林高校――通称『のうりん』。そこは、農業に青春をかけた少年少女の集う、人類最後の楽え――
「牛が逃げたぞおおおぉぉぉぉ!!」
うるさい! あらすじくらい静かに言わせてよ!! あー、おほん。
ぼくの名前は畑耕作(はた・こうさく)。ここ『のうりん』に通う、ちょっぴりアイドルオタクな高校生だ。
そんなぼくの通う学校に転校してきたのは、憧れの超人気アイドル草壁ゆかたん……!?
方言幼馴染、メガネ美少年、ラブリー小動物、巨乳少女! 妄想系女教師! パンツ! 足フェチ! そして、謎の転校生……
ここには青春の全てがあるッ!!
奇才・白鳥士郎が送る農業学園ラブコメディー! 今、収穫の秋(とき)!!

内容(「BOOK」データベースより)

県立田茂農林高校―通称『のうりん』。ぼくの名前は畑耕作。ここ『のうりん』に通う、ちょっぴりアイドルオタクな高校生だ。そんなぼくの通う学校に転校してきたのは、憧れの超人気アイドル草壁ゆかたん…!?方言幼馴染、メガネ美少年、ラブリー小動物、巨乳少女!妄想系女教師!パンツ!足フェチ!そして、謎の転校生…ここには青春の全てがあるッ!!奇才・白鳥士郎が送る農業学園ラブコメディー!今、収穫の秋。

登録情報

  • 文庫: 312ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2011/8/12)
  • ISBN-10: 4797366907
  • ISBN-13: 978-4797366907
  • 発売日: 2011/8/12
  • 商品の寸法: 15.3 x 10.7 x 1.9 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (36件のカスタマーレビュー)
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57 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ぶっ飛んだギャグ、リアルな農, 2011/8/12
レビュー対象商品: のうりん (GA文庫) (文庫)
農業高校出身者です。

この本の農業高校描写には
「あー、あるある」という部分が随所に存在します。
キュウリのハウス実習は、肌はチクチク、目はゴロゴロしますし、
夏の鶏舎の掃除とか、ほんとにね・・・もう・・・。
作者の方が1年間取材をしたというのも頷けます。
ラストには近代農業に対する批判を盛り込むなど
なかなか侮れない内容となっています。

とはいえもちろん、農業描写だけではありません。
むしろライトノベルとして、最近の流行りをちゃんと押さえている部分に
作者の方の力量を感じます。

日本の農業のあり方が問われている現在、
こんな本を読んで
爆笑しながら農業のことを考えてみるのもありだと思います。
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37 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 パロディーネタで押し切る作品かと思ったら…, 2011/8/13
レビュー対象商品: のうりん (GA文庫) (文庫)
前シリーズの「蒼海ガールズ」が「らじエレ」に引き続き三巻で打ち切りになり
その後音沙汰が無いまま結構な時間が過ぎてしまったため「引退なのかな?」と思ってました
まさか本気で農業高校に取材に行っておられたとは!
表面的にはデビュー作の「らじかるエレメンツ」と似たパロディーネタ多めのギャグ作品なのですが
本物の農業高校で取材したと思しき材料をあちらこちらに惜しげもなく使っているため
パロディー主体のライトノベルに多い薄っぺらさが無く、取材で得た知識に力強くに支えられているのを感じます
あとがきにも未使用の材料がまだまだ残っている事を匂わせておられ、次巻以降も期待できます
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 学園ものの新たなるスタンダード, 2011/8/24
レビュー対象商品: のうりん (GA文庫) (文庫)
ライトノベルの中で、今や『学園もの』は鉄板と呼ぶべき題材である。

どんな物語にでも学園は出現する。
現実世界を舞台としたもののみならず、異世界ファンタジーにおいてすら、主人公たちは何の疑問も抱かずに学校に通っている。

そして現実世界でも異世界でも、ライトノベルの学園ものには何らかの既視感を覚える。
それというのも『学園』そのものが、読者が共感しやすい舞台として設定されているからに他ならない。
そうである以上、どれも同じに見えるのは、ある意味当然といえるだろう。

そんな『学園もの』に反旗を翻した作品が、この『のうりん』である。

舞台は何と農業高校。
しかも作者が1年間かけて取材したというだけあり、随所に「普通じゃない」部分を読み取ることができる。

朝早くからの農作業。校内を牛や孔雀が闊歩し、作物を荒らす猿と戦う。
登場人物たちが直面する問題は、ラノベにしては現実的すぎるほどリアルなのに、逆にファンタジー世界を舞台にした作品よりもファンタジーだ。
彼らの活躍をとおして、非常にスリリングな『擬似農業体験』をすることができる。これはおそらく取材の成果なのだろう。純粋に面白いと感じた。

逆に、パロディーやシモネタを乱発するコメディー部分については、非常に強い既視感を覚えた。
確かに面白いのだが、さすがにやりすぎである。せっかくいい題材を選んだのだから、もうちょっと上品に料理して欲しかったところだ。
とはいえ、こういう部分がなければ現在のラノベ業界で『農業学園もの』などという担当者の正気を疑わざるをえない作品を出すことはできなかっただろう。苦肉の策というところか。

ライトノベルは基本的には「作者の妄想を垂れ流す」文学であり、おそらくほとんどの作家は取材などしないと思われる。

魔法を題材にした作品を書くために魔法使いに話を聞きに行ったり、ハーレム物を書くためにキャバクラに行ったりするようなあとがきを読んだことがないので、たぶんこの推測は間違っていないと思われるが、そんな作品群の中に、こういった現実の題材に取材した作品が紛れ込めば、そりゃあ目立つというものである。

いい加減、妄想垂れ流し系のラノベに飽き飽きしていた身としては、今後一層こういう作品が出てきてくれることを祈る。

なお、荒川弘氏の『銀の匙』との共通点が気になるところだが、この作品、むしろその『銀の匙』との違いを強調しようとした節がある(作中でも堂々と『銀の匙』の名前が出てくる)。
読んでみればわかるが、ニワトリの扱い一つ取ってみても、切り口が違えばこうも印象の異なる話になるのかと、非常に面白く感じた。

「どちらのほうが面白い」ではなく、「両方読めばさらに面白い」というスタンスで読んだほうが、健全な読書体験ができるだろう。

もちろん、読み方は人それぞれなので、強制するつもりなどさらさら無いが。
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