王様が王女の出生祝いに、悪い妖精を招待し忘れて、呪いをかけられる、呪いの成就した姫は、16歳のとき、いとつむに指を刺されて、城のみんなと一緒に100年間の深い眠りにおちる。やがて他国の王子がやってきてねむりひめを目覚めさせ、城のみんなも起き大円団。
ところが、この本にはペローの原作にある、「王子と王女のそのあと」が後編となって入っています。王子と王女は無事に結婚したが、なんとその事実を、王子の母親(姑)に隠し続けるんです。2年もの間、隠れて別居う生活を送った後、子供が生まれたのをきっかけに王子と王女は城で一緒に住み始めます。だが王子の実の母親は人食い鬼だった!嫁と子供が嫌いな彼女はコック長に「今日は、孫のあぶり焼きが食べたい」「今日は、嫁のローストが食べたい」と命令を出します。最後は庭の大がまにグラグラと湯を煮立て、「嫁と孫を放り込め!」と叫びますが、間違って自分で落ちて死んでしまいます。こうして王子は、王女と子供たちと、お城で暮らしました、という話。後編の特徴は、ズバリ嫁姑関係です。最初は知らずに読み聞かせていましたが、結構はなしが複雑なので、4歳の息子はムスっとしてました。
大人である私は、完全なペロー版の童話を見たことがなかったので、貴重な一冊だと思います。