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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
あなたと私の見ているものは「同じ」ですか?,
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レビュー対象商品: ねこは青、子ねこは黄緑―共感覚者が自ら語る不思議な世界 (単行本)
「共感覚」とは、文字に色が見える、音に手触りを感じる、痛みから不思議な映像が浮かぶ等のことが「比喩ではなく」起こる、五感のうち二つの感覚が同時に働く知覚様式のことだそうです。そのような感覚を持つ人たちは「共感覚者」と呼ばれ、データには諸説あるようですが、この本の文中では「二千人に一人」の割合で現れるとされる稀な神経現象であるらしく、これに関しては、定義付けの問題や研究者による見解の違い、また、共感覚を持つ人たちは、周囲の理解が得られず、齟齬が生まれ、人にあまり語りたがらないということもあるなど、様々な原因でデータに偏りが出るようです。 この本では、著者の生々しい体験談や、様々なタイプの共感覚者の実例が出てきます。 「私は当然のように、世界中の誰もが私と同じように知覚しているものだと思っていた」という、著者のパトリシアさんの独白が印象的でした。 共感覚者が語る不思議な世界― まさに、「あなたと私の見ているものは同じですか?」ということを、考えさせられる一冊です。
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
残念ながら中途半端な印象,
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Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: ねこは青、子ねこは黄緑―共感覚者が自ら語る不思議な世界 (単行本)
自らも共感覚者である著者によって書かれた、共感覚という現象の紹介と共感覚にまつわる自らの想いを綴った本。共感覚(Synesthesia)とは、通常独立したものとして感じられる2つ以上の感覚が不可分のものとして感じられるような現象をさす(のだと思う)。典型的な例としては、黒いインクで印刷された文字や数字に色がついて見えるのだという。共感覚そのものは19世紀半ばから記録に残っているそうだが、科学的な研究対象とされることはほとんどなかったそうだ。2000人に1人くらいの比率で共感覚者が存在するのではないか、とのこと。 残念なことに妙なテイストの本に仕上がってしまっているように思う。本書の各章は、著者が自身の経験談や他の共感覚者との対話、共感覚者による芸術作品について語り出すところから始まり、共感覚の主観的経験について詳しく述べ、関連する研究や専門家の考えを紹介し、それに対する共感覚者としての著者の想いを綴る、という形式で書かれている。本書全体としてこのような構成で書かれていれば良かったと思うのだが、明確なテーマの違いがない各章で毎回同じサイクルが繰り返されるため、共感覚の主観的経験、脳神経学的な解説、共感覚者として生きるということの意味、等が整理されずに記されているように感じた。共感覚の主観的経験を詳細に記述することができるのは、もちろんこの著者ならではなのだが…。 本書での脳神経学的な記述もそれなりに専門的で、脳についての本を1冊も読んだことのない読者には難しいと思う。共感覚について脳神経学的に理解したいという読者は専門家の書いた本を読んだ方がむしろやさしく感じるかもしれない。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
共感覚の事象が豊富。,
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レビュー対象商品: ねこは青、子ねこは黄緑―共感覚者が自ら語る不思議な世界 (単行本)
文字が色つきに見える、音を聞くと色が見える、不思議な能力についての本。著者は共感覚を持った人で、その具体的な事象について詳しく書かれている。 共感覚者の「見た目」どおりに色を着色したアルファベットの画像は貴重。 後半は脳のしくみなどについて書かれているが、私には難解。
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