この本は、私の宝物です。
本屋でこれを見つけて、中を読んで、涙が出そうになりました。
この本に出てくる猫は、さむがりなくせに穴の開いセーターを着ていて、
どんぐりに帽子を被せる仕事をしています。
この仕事場がまた、なんだか流れ作業的な工場に見えて、せつないです。
どんぐりにまで馬鹿にされていて、さらに、それにキレて真っ赤になって怒鳴るところもまた、せつないんです。
そして、牛乳を飲んで毛布を被って一人で寝ちゃう所が、すごく、せつないです。
でも、猫は早起きで、一人で朝食を済ませ、「やぁ、今日もいい天気だね。」と独り言を言うんです。
そしてまた仕事を始めるんです。
すごく、抱きしめたくなります。
わがままでも怠け者でも、ぜんぜん憎めない。
本当に読む度に、涙が出そうになります。
そして時々読み返したくなる本です。
私はこの本をきっとずっと手放さないでしょう。