登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
64 人中、61人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
非常に良質な作品集,
By
レビュー対象商品: ねがい (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 2) (コミック)
表題作『ねがい』は楳図ファンの間で人気が高く、登場する人形モクメも同様にたいへん人気あるキャラです。内気で友達のいない少年がゴミなどから丹念に作り上げたモクメ。他人にとっては醜悪でも、自分にとってはかけがえのない友達。彼はクラスの少年の言葉を真に受け、『宇宙の力』によって生命を吹き込むことを試みます。けれど効果は出るはずもなく、そのうち年月が去り、普通に仲の良い人間の友人ができた彼は、もはや不要となったモクメを捨て去る。そしてある日、そんなことなど忘れて楽しい日々を送っていた少年に降りかかる災難とは……。この本には上記の『ねがい』以外にも素晴らしい作品が収録されています。『Rojin』『鎌』など、まさに一流の仕事です。ちなみに『鎌』はすさまじく怖い作品なのに、最後は爆笑してしまいました。理由は読んだ方のみわかると思います。この本は装丁も大変豪華なので、怖くて面白くて、そして中身はとてもあたたかい楳図漫画が好きな方は、ぜひ手に取ってください。
16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
楳図短編入門,
By
レビュー対象商品: ねがい (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 2) (コミック)
楳図先生といえば「漂流教室」「わたしは真悟」などのSF超大作や、「おろち」「神の左手悪魔の右手」といったホラー連作、またはギャグの大ヒット作「まことちゃん」等が有名です。だけど実は、この本に収められてるような超現実の短編においても、トップクラスの漫画家です。表題作「ねがい(1975年・全31頁)」は恐ろしくも悲しい、心に残る名作中の名作です。ああするしかなかった少年の心のうちが、痛いほどに伝わってきます。「DEATH MAKE(1985年・全28頁)」は夜の学校で生徒たちがモンスターに襲われる話で、いったいどこまでが夢か現実かわからなくなる。 「絶食(1983年・全6頁)」は、オチの効いたショート・ショート。「Rojin(1985年・全28頁)」は哲学的というか、何か凄いものを秘めてるような気がする。「プレゼント(1992年・全24頁)」は、凶悪なサンタクロースが大暴れするホラーの快作です。 「蛇(1975年・全48頁)」は蛇モノ最後の作品です。初期の蛇モノとはまた違った、リアルな恐怖が迫ってくる。名作だと思います。「鎌(1989年・全40頁)」は、普通にコマ割りされたページが少なく、見開きの大画面を中心に進行する実験的な漫画です。絵が大迫力だし、アイデアも秀逸。 入門者の人が選ぶ、楳図短編集の最初の一冊にも向いてると思います。なお「DEATH MAKE」「プレゼント」「鎌」の3本は、単行本未収録作品集「妄想の花園」からの抜粋です。 「ねがい」 「DEATH MAKE」 「絶食」 「Rojin」 「プレゼント」 「蛇」 「鎌」
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
表題作はとても好きな作品,
By
レビュー対象商品: ねがい (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 2) (コミック)
「ねがい」は恐怖マンガだろうか。私は、とても悲しい、切ない、ファンタジーとして読んだ。 確かに不気味な人形であり、だからこその恐怖場面でもあるのだろうが、私には衝撃よりも哀切感、それも少年よりも人形のほうに感情移入してしまった。 だから、とても切ない。 タイトルの「ねがい」というのは、どちらの願いなんだろうと、考えてしまった。 モクメは、友達になりたかった。 その「ねがい」だと、私は思っている。 多分、著者も同じ思いだったんだと思う。 だから、とても好きな作品だ。 似たような著者の作品に、「怪獣ギョー」というのがある。 あれも切ない作品だった。 本書収載の他の作品も、良いものばかりだ。 著者は単なる恐怖マンガ家ではない。 その作品世界は、とても深いものを持っている。だから
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|