京都の一件から一年後の決戦まで、散発する事件ばかりのインターバルが続くかと思いきやそんなこともなく、妙に色艶のある敵が偶然起こったかに思えた事件にちらと顔を出しては消えていく、そんな展開にと突入。それにはまたもや二代目様が昔したことが関わっているらしく、リクオが父の偉大過ぎるその輝かしき威光を乗り越えるのはなかなかに大変そうです……。
今巻ではゆらと鳥居がヒロインとお色気担当として、相当頑張っておりました。着替えを兄に覗かれたり、温泉に入ったり、電車でスカートの中の視界ギリギリを攻めてみたり――。恐怖と女性の色香は似たものセットもの、どちらも見たいようなしかし直視は躊躇われるとそんな意味合いで。しかしカナは出番的にヒロインとしての立ち位置の危機なんじゃないかと、ホント読んでいて心配になります。
竜二の学生生活が拝めたり、黒田坊の過去が事件に絡んできたり、リクオが三代目としてその度量を見せたり――。見所多く全編興味深く、そして何より面白く。また二代目の過去が展開される様子の次巻、待ち遠しいです。