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高度経済成長のさなか、上へ上へと、高い所を目指している人々にとって、「相田みつを」さんの言葉は必要の無いものだったのかもしれません。でも、バブルがはじけてしまい、殺伐としたこの世に生きる人々にとっては、かけがえの無い心の拠り所ではないかと思うのです。
この物語に出てくる相田さんの元同僚は、仕事が成功していた時には著者のことを蔑み、著者の言葉を馬鹿にしていました。しかし、自分の失敗が原因で多大な損害を会社に負わせ、会社をクビになり途方に暮れている時
「つまずいたって いいじゃないか にんげんだもの」
という言葉で救われるのです。
家では、この暦を家族みんなが集まる居間に掛けています。
暦をめくる度に、「相田みつを」さんの一字一句が心に沁みてくるのです。
けれど、こうして1日にひとつの言葉を読むと、言葉が素直に心に沁みてきます。
私は仕事用PCの前に置いています。
仕事のトラブルや、つまんない夫婦喧嘩をした時にふと目をやると、
自分自身を振り返ることができて、気持ちがおだやかになります。
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