毎回、「お題」であるらしい新聞の記事や投稿が載っていて、そのあとに新聞に連載された文章がくる。単行本だと2,3ページで終わるぐらいの分量の文章だが、起承転結がはっきりしているものが多い。
こういう論理展開だとこう終わるなと思ったら、途中でひっくり返ることも多く、世論が一つの方向に行くと危ないので、わざと反対のことを言うという姿勢も好感が持てた。
日本語の話から社会批評になっているものも多く、どれだけ普段使う言葉が意見に影響するかと思うと、それもまた面白い。
大体において、「最近の若者はこれだから」という意見には反対していて、これは昔に戻っただけだというものも多かった。どこまで本気でそう思っているのかは知らないが、「問答無用」と言うようになったら危ないというのは全くその通りだと思うし、とりあえず異論を出してみる人は、世の中に必要だと感じた。