このCDシリーズのレビューを読むと、曲のアレンジについて「こざかしくて親しめない」とする人と、よしとする人と分かれるようです。
自分の感想としてはどちらも当たってるかなと思います。良いのもあるけど、ちょっとな、というのもあります。
第二集は聴いていないけれど第一集よりはこちらの三集の方が自然に聴けるかなという感じはします。
山下洋輔は加川良の歌伴奏に徹していますので、以前にやっていた「砂山」のようなのではありません。フリーのソロなどはいっさい無しです。本当に聴いているならばすぐわかりますがこの山下は普通の「ジャズ風アレンジ」であって、全くフリージャズではありません。ジャズ風のピアノソロはほんの1/2コーラスほどありますが。
吉田美奈子がすばらしいので、買った価値はあったかなという感想です。
ジャケットのコラージュははおもしろいのですけれど。
こういう良いとも悪いともつかない作品も大事なのかなと思います。自分用に組み直してCDをコピーできる時代ですし。
録音は、一聴して音が悪いなという印象を受けました。
なお発売元の告知によると、初期発売ロットに「マスターテープの取り違えによる不良」があるため回収交換するとのこと。識別点は
・CD盤面印刷上部の品番"RZCM-46136"表記部分にアンダーライン
・帯のバーコード部分の下地がグレー
になっているものが改正版とのこと。
中古盤入手の場合は注意が要るようです。