イラストがページの大半を占め、解説はわずか、
その解説にも目新しさは無く、
(妖怪そのものが実在しないため、限定された断片的情報しかないためなのだが…)
内容も妖怪そのものの伝承を愚直に記したに過ぎず、
○○の見間違えと思われる…などの、現代での解釈も特にありません、
嘘や間違いも無いのですが、面白みに欠けてしまっています。
イラストは斬新な解釈のものもあって楽しめます、
特に一反木綿は『ゲゲゲの鬼太郎』で良く知られた可愛らしさや親しみやすさは皆無で、
殺伐とした恐ろしげなデザインは一見の価値があるかもしれません。
しかしそんな斬新なのはごくわずかで、
殆どがどこかで見たような連中ばかりです。
とは言え、水木しげる先生も鳥山石燕そのままのものが多いので、
ある意味王道といえば王道の妖怪図なんでしょうけどね。