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にごりえ・たけくらべ (岩波文庫)
 
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にごりえ・たけくらべ (岩波文庫) [文庫]

樋口 一葉
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

酌婦の身を嘆きつつ日を送る菊の井のお力のはかない生涯を描いた「にごりえ」.東京の下町を舞台に,大黒屋の美登利,龍華寺の信如,正太郎,長吉たち思春期の少年少女を描いた「たけくらべ」.吉原遊廓という闇の空間とその周辺に生きる人びとに目を向けた一葉の名篇を収める.詳細な注を加えての改版.(注・解説=菅聡子)

内容(「BOOK」データベースより)

酌婦の身を嘆きつつ日を送る菊の井のお力のはかない生涯を描いた「にごりえ」。東京の下町を舞台に、思春期の少年少女の姿を描く「たけくらべ」。吉原遊廓という闇の空間とその周辺に生きる人びとに目を向けた一葉の名篇を収める。改版。

登録情報

  • 文庫: 141ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (1999/5/17)
  • ISBN-10: 4003102517
  • ISBN-13: 978-4003102510
  • 発売日: 1999/5/17
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 たけくらべが新鮮!, 2010/2/23
「たけくらべ」の美登利の姿が印象的でした。生き生きと遊ぶ子供の時代から離れ、遊廓の世界に入らなければならない。当時の哀れな女性の姿が描かれています。一番印象的なのは、やっぱり美登利が鼻緒が切れて困った真如に赤いちりめんをこっそり投げる場面。とてももどかしくて応援したくなりました。とても美しくて切ない作品ですね。
それにしても、貧しさ(金)によって病気で亡くなった一葉さんが、今や5000札になってるなんて一葉さんはどう感じてるんでしょうねー。
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25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ツボが分かればハマります, 2005/3/5
 「たけくらべ」がいちばん好きです。大人になる前の年齢の主人公たちが活き活きと描かれていて楽しく、でも同時に人生の宿命のようなものをひたひたと重く感じさせる物語。原文がとっつきにくい、難しくてダメ~という方は、「ガラスの仮面」という漫画に出てくる「たけくらべ」の章を読んで物語の全体をつかんでから、原文を読むことをお勧めします。そうすると話は分かってるからスッと入れるし、同時にここぞという場面で一葉の文章がどれだけ簡潔にしてイメージ喚起力豊かかがよく分かります。特に最後のあっさりした運び。主人公たちがまだ大人の世界に入る前の年代なので、あきらめるしかない運命の物語にも、生活によって擦り切れ薄汚れた哀感ではなく、凛とした爽やかな切なさが残ります。
 「にごりえ」。これは逆に、大人の男女があきらめきれず見極めきれず、迷い・恨みの哀感漂うお話で、やはり最後が見事です。どうしようもない感情を抱えながら、それぞれ毎日の生活を繰り返す男女。そしてあっけない、ひっそりとした結末。人魂というものが本当にあるように思えてぞくっとしました。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 理解できなくても楽しめます!, 2004/11/28
By カスタマー
レビュー対象商品: にごりえ・たけくらべ (岩波文庫) (文庫)
この作品は旧字体で書かれており、またひとつの行が長いので内容を理解するのは大変です。しかし言葉のリズムや語感がとても心地よいので音読を勧めます。難解と言われている作品なので無理に理解しようとせず、その言葉のリズムや語感を味わうだけでも十分楽しめます。
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