フレーベル館の人気シリーズ「ねこざかな」。
「にげろ!ねこざかな」は、主人公のねこざかなが表紙にもいるこわい「のこぎりざめ」から逃げ、最後にはやっつけるお話。
逃げるシーンでは、海の中を泳ぎまわるねこざかなや周りにあるものを破壊しまくるのこぎりざめが、しかけを使いいきいきと描かれている。
またコンブやサンゴといった、海の中の生物も描かれており、それらの名前が楽しく覚えられるだろう。
話の盛り上がりの最高潮は、大仕掛け。本を開閉すると、のこぎりざめの歯がギー・ギーと音を立てるのだ。
最後にやっつけられてしまうのこぎりざめであるが、本の背表紙にはやっつけられた際に出来た「こぶ」を、ねこざかながやさしくなでている姿があり、和む。
娘(5歳4ヶ月)に先日この本を読んだら大喜びで、ストーリーも絵も仕掛けも、すべて堪能しているようだった。
コミカルなお話が好きな子どもならば、きっと気に入る一冊だ。