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なんとなくな日々
 
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なんとなくな日々 [単行本]

川上 弘美
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

春宵の台所の不思議.たまの遠出のひそやかな楽しみ.日々の暮らしにひそむ小さく愛おしいもの・ことたち-近年立て続けに文学賞を受賞(芥川賞,ドゥ・マーゴ賞,女流文学賞)し,いま最も注目されている作家の最新エッセイ.ユニークな視点と,独特の柔らかな言語感覚で,なにげない日常生活の断片を鮮やかにすくい取る.

内容(「BOOK」データベースより)

思えばわたしの人生、こんなことの連続です。春の宵、台所にひそむ闇。日々にちりばめられた小さくもいとおしいもの・ことたち。独特のやわらかな言語感覚で紡がれる、いま最も注目されている作家の最新エッセイ。

登録情報

  • 単行本: 185ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2001/3/7)
  • ISBN-10: 4000015532
  • ISBN-13: 978-4000015530
  • 発売日: 2001/3/7
  • 商品の寸法: 17.4 x 12.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 799,257位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
とても好きな文章だった。材料をモザイクのように詰め込んだいわゆる芸術的随筆(たとえば向田邦子や出久根達郎などの素晴らしさ)というのとは違って、隙間が多いのが心地良いという文体。

その、捉えどころの無いのが素敵。人の顔を覚えられない見ている振りをしていても実は目が合った瞬間、別の所に意識を逃がしているなんてのが、面白い。そして実は、曖昧を好みながら、どのようなことにも激しい美意識がある人という気がする。洋服を構わないを人に言われるけれど…好きなものを毎日とことん着る。よれよれになると、ますます……とかいう部分にも激しく共感。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
たんたんと綴られる短編のエッセイ。
やわらかな日本語、まるい平仮名をちりばめて
美しい文学を作り出す、川上弘美のエッセイ。

彼女のエッセイには食材が多く登場する。

それが些細な野菜や果物(オクラやみかん等など)なのに
今すぐその食べ物(例えばオクラやみかん)を買いに行かなくちゃ!
食べなくちゃ!という想いに駆り立てる。

つまりのところ、実に美味そうな表現をする。
丁寧に丁寧に日本語を操って。

日々手の届くところにあるけれど、
意外と見過ごしてしまいがちな“日常の贅沢”を
改めてしみじみと味わうにはこれ以上の本はないと云える一冊。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
過日、ある女流作家のエッセイを読んで、余りの内容の無さに呆然とした事がある。その点、本作は「なんとなくな日々」と先手を打ってある。ヤルじゃない。内容にも工夫が見られる。

読者にマッタリ感を与えるため、政治・経済・思想的な問題には触れない。主な話題は、四季折々の草花と季節の移ろい、食べ物、友人とのささやかな酒宴、幼い頃の妄想とも取れる回想とノスタルジー、様々な人とのチョットした邂逅。特に季節に対して敏感で、各話の最後を季節・天候に関する描写で締め括る事が多い。「大きな、冬の太陽が、高架の向こうに沈もうとしていた」、「春の雨を、じっと眺めている」、「河童にも、人にも、等しく春が来る」等々。この一文がピリリと全文を引き締めている。作家としての文章構成力が自然と滲み出ているのだろう。また、著者は"人見知り"を自称する。こうした場合、実際は本人の"我が強い"場合が多いのだが、著者の場合、その通りかなと思わせる所がある。ある種の屈折した疎外感があるのだ。内向的な"意地っ張り"と言っても良い。それを剥き出しにしないで、ソフトにエピソードが綴られているので、自身を"社交性がない"と劣等感を持っている読者には共感が持てる。著者の言う"(他者と)混ざっていない人"が見た日常、と言う捉え方も好感が持てる。

日々是好日。こんな言葉が良く似合う「なんとなく」楽しめるエッセイ。
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ほんとに、なんとなくな日々
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投稿日: 7か月前 投稿者: bluestar
ほんとに、「なんとなく」な本。
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投稿日: 20か月前 投稿者: ソノラ
本業の「純文学」とは異なる文体のライト・エッセイ
小説家としての川上弘美は幻想的で境界の曖昧な文章を書くのに、エッセイでは平明な文体できちんとまとめる。かねがね私は彼女のエッセイの締め方を「書き過ぎ」と考えて本欄... 続きを読む
投稿日: 2009/12/3 投稿者: kewpie
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投稿日: 2009/4/1 投稿者: ruru
なんとなくな、日々
川上弘美さんの『なんとなくな日々』が新潮文庫から刊行されたので、いつとも知れず、どことも知れず、読み進める。... 続きを読む
投稿日: 2009/3/10 投稿者: いつてん
このゆるさが心地よい
\3¬1a-ä" ̄-é&ea... 続きを読む
投稿日: 2002/5/18 投稿者: makoxxx
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... 続きを読む
投稿日: 2001/5/6 投稿者: 仁岸 稔
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