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なんとなく、クリスタル (新潮文庫)
 
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なんとなく、クリスタル (新潮文庫) [文庫]

田中 康夫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)

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第17回(1980年) 文藝賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

最先端の風俗を生きる女子大生の自由な日々を卓抜な構成でクリティカルに描く話題作。「クリスタル族の出現」と多大の反響を呼び起こした超ベストセラー小説。
文藝賞受賞 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 225ページ
  • 出版社: 新潮社 (1985/12)
  • ISBN-10: 4101434018
  • ISBN-13: 978-4101434018
  • 発売日: 1985/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 103,290位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
田中康夫の講演を聴きに行った後、そういえば・・・と思って読みました。
この小説が発表された当時は小学生だったのでよく知らないまま
ブランド名のいっぱいでてくる小説だっけ・・・・と思っていたら
本当にそのままで予想を裏切らない小説でした。
25年くらい経った今読むとブランドにも少し時代を感じるので言葉遣いなども含めてちょっとコメディにも思えました。
名作という視点で読むとちょっと?マークが飛び交ってしまうと思いますが・・・
小説としては注釈を読みながらストーリーを読むようなつくりになっているので気が散ってしかたなかったのですが、
その反面、このブランドの注釈がいちいちついているところ
しかもいちいち著者の突っ込みがストレートに入っているところが面白いともいえます。
軽いのでさらっと読めますし、注釈を通してエッセイのひとつとしてその時代のある文化の一部分を垣間見ることができるのでは?
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
大問題を深刻に悩み真剣に書く。それが、いわゆる『文学』が成立するための暗黙の前提だった。だが70年代を経て80年代に近づくにつれ社会は確実に豊かになり、人の意識は変わった。「豊かな社会を楽しんで何が悪い?」という空気は明確だった。それを『文学』で発信したのは本作以外にない。旧態依然の価値論者が如何に本作に異を唱えても、時代の空気は消費を快楽とする流れに変化していた。本書を評価すべきは著者の認識とその空気を臆することなく小説にした勇気だろう。自ら価値紊乱者を名乗る著者の価値基準は一貫している。「書斎で文学を味わう楽しみと青山で買い物をした瞬間の快感は、等価である。なぜなら双方とも人間が生きる上でムダな事だからだ。しかし、等価を認めた上でその二つの差異こそが考えるべき問題である」著者の仕事はその後「ファディッシュ考現学」「ぼくたちの時代」浅田彰との対談「憂国呆談」らに明晰な知力とバランス感覚によって十二分に発揮され、欺瞞や偽善や安易なヒューマニズムからも遠く、現在もその輝きは失われていない。しかし、著者の存在理由はやはり「非常に優秀な知識人」としての位置づけだろう。改めて本作や著者の仕事を見つめなおすと、そのバランス感覚と知力は抜群だが、--ご本人も公言しているが--小説を作る才能は皆無だ(小説を見る眼はある)。様々な批評・分析においてはあれ程怜悧な文章もフィクションのフェーズでは本当に、ダサい。創造性もなく、言葉のセンスも酷い。山田詠美との対談で「あなたの文章って、ほんと僕がやりたいイメージやスタイルなのにどうしても出来ないんだよね・・」この認識も著者の怜悧な客観性ならではであるのだが・・・。とにかく、知事としての仕事に期待するとともに言論人・田中康夫の仕事にも大いに期待したい。蛇足:でも、ほんと、小説書くのは止めた方がいいと思います・・・。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:文庫
 一見とっても軽い小説。しかし、こういう小説が書かれねばならなかったのだろうし、それは現在も同様かと思われます。
 村上春樹だって、「風の歌を聴け」でデビューしたころは、翻訳小説に毒されたとか言われました。田中康夫と村上春樹では、その後の文学的活躍に大きな違いがあります。だけど、日本全体がアメリカ等横文字文明にどっぷり漬かって、そのなかで何が作れるかという方向性には近いものがあるでしょう。
 ポップでバブリーでふわふわと軽い風潮が、本流にならないなどと言えません。むしろ正統とされたものが次々に倒れて、マンガなどのサブカルチャーが日本の本質であるかのように語れるようになってきました。
 何というか、一種の暗黙知とも言えるようなものが、たとえ本流でなくても社会にはあります。「だれも言ってくれないけど、こういう本音はあるよね」ということ。この小説はそういうことを表現しているのでしょう。多分今までどんな時代だってそういうのはあったし、多分これからもそういう暗黙知が跋扈してくるのでしょう。
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こんな小説が読みたかった!!
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投稿日: 7か月前 投稿者: yukiwa
田中康夫「パンティ」離婚事件
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本当に重要な事は、小説のラストと最後に記された出生率のデータ
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投稿日: 2010/4/22 投稿者: トッチ
流行を追う姿勢は今も変わらない
同世代の人間として、「なんとなくクリスタル」が出たときに、
読後は、流行を追いたがる人だなというのが感想だった。... 続きを読む
投稿日: 2009/9/19 投稿者: kaizen
2009年に読むと味わい深いです
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投稿日: 2009/4/24 投稿者: 立花岳志
処女作にして遺作
 懐かしい本ではある。

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投稿日: 2007/7/15 投稿者: くにたち蟄居日記
今読む「なんとなくクリスタル」
田中康夫は現代の紀貫之だと思ったのはもう20年くらい前のことであった。... 続きを読む
投稿日: 2007/3/24 投稿者: rainandfine
1981年という時代
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