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なんとなく、クリスタル (新潮文庫) 文庫 – 1985/12


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文庫
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商品の説明

受賞歴

第17回(1980年) 文藝賞受賞

登録情報

  • 文庫: 225ページ
  • 出版社: 新潮社 (1985/12)
  • ISBN-10: 4101434018
  • ISBN-13: 978-4101434018
  • 発売日: 1985/12
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 196,797位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

5つ星のうち 4.0

最も参考になったカスタマーレビュー

9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 Suzhou 投稿日 2013/9/6
形式: 文庫
他の方のレビューにもありましたが、今読んでみると
最後の出生率のデータにとても考えさせられます。

80年代の、日本経済がまだ右肩上がりだった頃は
ブランドを追い求めて金を湯水のごとく使っても
収入の伸びがそれを上回っていたので、成り立っていました。

しかし、当時すでに少子高齢化の予兆は出ていて
そのデータが最後にちゃんと書かれています。

人口減少社会に突入すれば、ブランド物にこだわるような
クリスタルな生活は、持続不可能なのです。

しかも当時は2025年に人口の増減がストップすると予測されていたのに
現実の日本は、もう既に人口減少時代に突入しています。

この小説の主人公はブランドを身に纏った生活がいつまでも続くことを
願っているようですけど、巻末の資料が予感させる現実は
「そんな生活はいつまでも続かない」ということです。

バブル時代のブランドブームを先取した小説と言われますが、それだけではなく
バブル崩壊後の右肩下がりの時代をも予感させる小説である、と思います。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ttachi 投稿日 2009/4/24
形式: 文庫
物語の舞台は1980年前後の東京です。2009年になって改めて読み返すと、当時東京を覆っていた、バブルへと向かう、何かふわふわとした空気感が良く伝わっていて、なんだか懐かしい気持ちになりました。

当時の若者が持っていた、根拠のない自信みたいなものは、今の若者の姿からはなかなか見ることができないのは、時代が変わり、日本が国力を大きく損なってしまったからでしょう。

あの時代を懐かしむとともに、なんだかひどく羨ましく思っている自分に気づいてしまいました。

とても良くあの時代を表現している名著です。むしろ今になって読む方が味わい深いかも。膨大な註も、30年近く経つと、消滅したブランドや消えたミュージシャン名なども多くなってきて、注釈として現実的に役に立ちますね。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 KJMA1645 投稿日 2013/5/31
形式: 文庫
2013年現在、30歳の私にとって、歴史の資料です。
80年代初頭の日本の若者文化の雰囲気を味わえます。
あの時代の若者は既に50歳を超えたことでしょう。どんな大人になったのでしょうか。
若者にとって、「その後」の人生の長さはときに残酷です。
その後の人生を作家として描いてほしいと思います。
同時に、その時代の若者が全てあのような、なんとなく気分で消費していたなんて思いませんが、時代の先端の空気を捉えている作品なんでしょうね。一読の価値あり。
80年代と10年代の違いなんかを、比べながら。
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25 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 chocochika 投稿日 2007/11/25
形式: 文庫
田中康夫の講演を聴きに行った後、そういえば・・・と思って読みました。
この小説が発表された当時は小学生だったのでよく知らないまま
ブランド名のいっぱいでてくる小説だっけ・・・・と思っていたら
本当にそのままで予想を裏切らない小説でした。
25年くらい経った今読むとブランドにも少し時代を感じるので言葉遣いなども含めてちょっとコメディにも思えました。
名作という視点で読むとちょっと?マークが飛び交ってしまうと思いますが・・・
小説としては注釈を読みながらストーリーを読むようなつくりになっているので気が散ってしかたなかったのですが、
その反面、このブランドの注釈がいちいちついているところ
しかもいちいち著者の突っ込みがストレートに入っているところが面白いともいえます。
軽いのでさらっと読めますし、注釈を通してエッセイのひとつとしてその時代のある文化の一部分を垣間見ることができるのでは?
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18 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 大森 義範 投稿日 2010/11/8
形式: 文庫
1980年に原稿が書かれ、単行本が世に出たのはその翌年。
ミリオンセラーとなり、芥川賞の候補にもなった作品。

脱ダム宣言を行った方の往年の作品がどんなものなのか
気になって手にとってみたのが、かなり遅れて2008年1月10日。
音楽とファッションに関する註の多さに辟易として
その時は18頁で挫折してしまい積読になっていました。
当時のレシートが18頁に栞のかわりにはさんでありました。

1996年に地方で大学生となった僕にとっては、
このような生き方を間近で見ることができなかったし、
学生寮に住んで、体育会系の部活で、赤提灯出している居酒屋で飲んでいた
僕が歩んだ人生とはかなり対極的なライフスタイルが描かれている。

田中康夫氏といえでも24歳の書いた文章としての青さを、
この年齢になって読むと感じますが、
でも若しもまだ自分の考えをしっかり持っていなかった
高校生の時にこの本を読んでいたら、
東京の大学へ憧れていたかもしれません。
そして今とは全く違う人生を歩んでいたかもしれません。
そんな「なんとなく、クリスタル」的な東京への誘惑を感じる作品です。

直接的な
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