もともと岡田斗司夫氏の構想は現行の著作権法を軽々と
飛び越えて、貨幣制度そのものの相対化にまで及んでいます。
なので、本書は著作権の体系的な勉強をするには全く
不向きであるという点で、星1つ減らしました。
まずローレンス・レッシグの『Free Culture』あたりを
通読して、著作権法がすでに制度疲労を起こしている
さまざまな問題点を把握した上で、本書を読めば、
ようやく岡田斗司夫氏のぶっ飛んだ構想の話に付いていける
という感じだと思います。
面白くて、さらっと読める本であることには違いないですが、
実は射程はかなり広い本なので、本当に理解するのは
現行の著作権法について、別途、かなりお勉強が必要だと思いました。