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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「自分をたのみにすること」の格好悪さと面白み,
By
レビュー対象商品: なるほどの対話 (新潮文庫) (文庫)
巷では自己実現とか個性とかいうけれど、お二人は、自分をたのみにする(頼る)ということは案外と消極的なことで、自分をたのみにする以外にしょうがないからそうしているんだ、格好いいと思われているけれども、本当は格好悪いことがいっぱいあるんだ、という話をしています。その通りだと思う。 河合先生は、「でもせっかく生まれたんだから、やってみないと」とおっしゃる。 大変だけど、面白いことだと。 それと、三年寝太郎の話や、高校時代に寝てばかりいた、ばななさんの話。 世間のいわゆる正論や道徳とはちょっと違う、生きる上での“筋”の通し方があるのです。
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
レビュー,
By カスタマー
レビュー対象商品: なるほどの対話 (新潮文庫) (文庫)
少なくともどちらか一人のファンじゃないと話しについて行けないかもしれない。対話の表面には出てこないが河合氏の背後にはユング心理学があるし、またカウンセラーとしての経験をふまえて吉本氏との対話を進めていく。しかし、両氏のファンとなれば必読と言ってもよいかもしれない。経験豊富な両者の即興的な会話であるが、折に触れて読み返せば新しい発見もあるし凝り固まった心もほぐれるだろう。
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
天才が天才を引き出す本!,
By
レビュー対象商品: なるほどの対話 (新潮文庫) (文庫)
ばななさんの心の本音を河合さんがうまく引き出し、彼女の迷いや疑問に答えが見つかるように道しるべをつける・・・ そんな対談でした。 この対談は2人にとって、とても有意義なものであったのではないでしょうか? 私はいいことが書いてあるページのスミを折っておくクセがあるのですが、 この本は20〜30箇所は折ったと思います。 特に現在の若者と老いの章は“折り”が密集してしまいました。 河合さんがばななさんの小説を「普通の人が言っている、“やさしさ”とかいうやつの、 もう一つレベルの深いところがある」と言っておられましたが、すばらしい解釈だと思います。 なぜ、私がばななさんの小説にこれほどまでひかれるのか、 その答えもこの本で彼女を知ることにより、わかった気がします。 作家としてだけでなく、一人の人間としても彼女の考え方には 共鳴できるものがありました。 それを引き出した河合さんも本当に“対話の達人”です!
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