中国の本性について二人の論客が語った中でも、個人的に「はっ!」とした点を一部列挙します
・力がない時は耳障りのいいことを言う。
例:尖閣諸島についても、日本の援助が必要な時には棚上げしておいて、
日本の援助が必要でなくなると強気の姿勢で出る。
・中華思想=オウム真理教
・四川省大地震を政治的に利用して、チベット問題への関心を薄れさせた
・中国も日本のマスコミも変わっていない
・中国は無宗教だが、エリート層の若者たちは、「民族教」という擬似的な宗教信仰を持っている
・中国は、本格的なファシズム国家になっても不思議ではない
本書が2008年に発売された当時、マスコミは金融危機の影響について
大々的に報道していた。本書で扱っている肝心な議論は、ボカされていたように見受けられる。
2008年前半に連載されたWiLLでの対談を中心(六割)にまとめられている。
ずっと中国に関心がある人には物足りないかもしれないので、購入を迷っている場合、
その点を注意していただきたい。
サブタイトルの内容に興味があって読んだが、チベット問題については、
『中国が隠し続けるチベットの真実/扶桑社刊』の方がコンパクトにまとめられていて、
初心者には分かりやすく、より詳しかった。