なもなきはなやま第18回朝日新人文学賞受賞作品
"ああ…凄い、何で私の内面を知っているの?"…と。
読み進めて行くうちに感ずる、何故か懐かしい
気持ちが蘇るような不思議な感覚。
…気がつけば何時の間にか読み手の心の中に
柔らかい光を放つ 作者からのメッセージが届いているのだ。
それも飛び切り素敵な、透明な光と優しい花びらで
描かれた「めっせーじ」 恐らく、読み手である
一人一人に宛てたと想うしかない「たった一つのメッセージ」
受け取った方はもう「びっくり!」となる事だろう。
…さぁ、この物語をあなたはどう受け取りますか?
馥郁たる花の香りが全編に行き渡る中、優しく哀しい花守りのばんばと、
ブルーとピンクの色あいに象徴される 双子の女の子、
そして、心が女の子で体が男の子が織り成す、不思議で温かな物語。
ひとはもしかしたら
はな さくように うつくしく
ひかりの ように かがやきながら
いきられるのかもしれない。