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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
超おもしろアクション小説,
By ピエロ (会津) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) (文庫)
主人公は、死んだ父親の負の遺産、通信教育で育て上げた殺し屋たち(!)を抹殺しようとする青年。と、設定からしてすでにブッ飛んでいる。しかもこの殺し屋たち、銃での狙撃やナイフを使うなどというありきたりな方法でなく、カードを使ったりマッチを使ったりと、ちょっと変わった方法で仕事をする連中。主人公に協力するのは美貌の女スリや才色兼備の情報会社の女社員に自動車泥棒と、これだけそろって大騒ぎが起こらないハズがない!という、超おもしろアクション小説です。いまから40年ほど前に書かれたということもあって、風俗描写などには古臭さも感じますが、さっぱりとした文体にスマートで小粋な会話など、今でも充分に読むに耐える作品です。 暗く重苦しい雰囲気、眉間にシワをよせてウーンと考えさせられるようなミステリも良いものですが、この作品のような、何も難しいことを考える必要のない、ただただ楽しむだけのミステリというのも良いものです。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最高のユーモア冒険小説,
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レビュー対象商品: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) (文庫)
初期の007シリーズや旧「ルパン三世」の、荒唐無稽でいながらどことなく冷酷な雰囲気が好きな人なら、必ず気に入るに違いない快著。次々と現れる殺し屋の突拍子もない殺人技も楽しいが、ほとんど徒手空拳で飄々と彼らを葬る主人公のとぼけぶりと、その底に隠された毒が素晴らしい。気障なセリフの洪水も心憎い。こんな垢抜けた娯楽作品が、1961年の日本で書かれていたとは!
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ハードボイルド・エンターテイメント・ミステリー,
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レビュー対象商品: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) (文庫)
ハードボイルド・エンターテイメント・ミステリーといえるような粋で楽しい小説。桔梗のタフガイぶりや大友の子分ぶり、竜子や啓子のボンドガールぶりが回を重ねるごとに板についてくる。内容もさることながら、昭和の雰囲気や描写がよくでていて、どことなくノスタルジーを感じさせてくれる。 昭和ミステリ秘宝シリーズにはもっとこのような埋もれてしまった昭和の名作を発掘して欲しい。
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