食品添加物の問題点を克明に暴き出した「食品の裏側」の続編である。
前著では、数々の添加物が加工食品に含まれていることを指摘しているレベルにとどまっていたが、今回はさらに一歩進めて、われわれの身近にあふれている加工食品はなぜ添加物を使うのか、我々はどうすればこのような食品添加物の摂取を減らすことができるのか、そして何を食べたらよいのかという議論まで展開している。
さらに、著者が現在取り組んでいる活動のなかで、著者の講演を受講した高校生が今までは恥ずかしかった母親の手作り弁当のありがたさを見直し、感謝の手紙をもらう話で締めくくられている。
この本を読んで、日頃気にもとめていなかった、原材料表示をよく見るようになった。
それにしても、よく愛用しているコンビニ弁当には実に数多くの添加物が使用されていることに驚いた。
食品偽装や賞味期限の改竄を徹底的にたたくマスコミが、この本にあるような事実を全く取り上げないのはなぜだろうか。
その裏に大企業の陰がちらついているように見えてならない。