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なつかしく思います―阿部定に愛された男
 
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なつかしく思います―阿部定に愛された男 [単行本]

森 珪
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

こんな男がほしかった。昭和11年の「猟奇事件」と、平成の愛のタペストリー。こんな、可愛い男がいたなんて…。

内容(「MARC」データベースより)

ある日、私立探偵の事務所に事件の話が舞い込んで話が始まるように、主人公のもとに原稿の依頼があって話がはじまる。それは例の阿部定事件。ただ、追うのは犯人ではなく、死んだ男・石田吉蔵についてだ…。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 238ページ
  • 出版社: 現代書館 (1996/04)
  • ISBN-10: 4768466796
  • ISBN-13: 978-4768466797
  • 発売日: 1996/04
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 225,480位 (本のベストセラーを見る)
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By カスタマー
形式:単行本
こんなに優しい男がいたら、とろけちゃうかも。主人公の女性が、映画のヒロインのようで素敵だ。女友だちも素敵だ。阿部定は哀しくてほっておけない。登場人物の一人一人がやたらに気に掛かる。私も物思いにふける。それでいて、上質の推理小説みたいにさわやかに読み進んでしまう。フィクションのようなノンフィクションのような、艶っぽくて、エロティックで、不思議なカタルシスのある読後感。ごちそうさまでした。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なんだか頭がぼうっとなってしまった。定と吉蔵を、男たちが作ってきた伝説から解放し、この靄の中に生身の感覚で揺らめかせている。類書がないと思ったのは、セクシュアルな二人をとらえる際の、あまりにも隔絶した男女差=ジェンダー・ギャップを見事に描き出していること。五十代も半ばのわたしだが、男のセックスが女にどう対象化されているか、まざまざと実感を持って伝わってきて、いささか茫然としている。批評でもあり、小説でもある本書は、男が自らのセックスについて、女の眼を通して考える必読書として、十代の男の子たちにも読ませたい。男たちの隊列からはぐれても、女たちが喜ぶ(全部ではないだろうけど)吉蔵的な生き方がある。本書で鮮やかに提示された男性モデルとしての吉蔵は、男から見ても誘惑的だが、相当のセクシュアルな能力も必要で、わたしにはほとんど無理だ。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
森珪という作家、ただ者ではない。
様々な形の愛や恋のせつなさや悲しみや可笑しさが、パズルのように繋がっていく。ほんとうに、何が人をセクシーにするのだろうか。
つづれ織りのような女友達のオシャベリもとても愉しい。
すべての女性に読んでほしい作品。男性には、うーん、刺激的すぎるかも?(笑)
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