元・緘黙児、現・特別支援教育支援員の20代後半の者です。緘黙という存在を知ったのはまだ2年ほど前。自分が3歳頃〜中学頃まで悩み苦しんできた症状と怖いくらいにぴったり当てはまる「緘黙」という言葉に出逢え、胸が熱くなると同時に、「なぁんだ、これだったのか!」という安堵感と、「自分は、単なる【変な人】ではなくて、緘黙という症状をもった人だったのだ!」という、何とも言えない前向きな気持ちに浸った瞬間を忘れることはできません。この本は、緘黙児の気持ちをとても分かりやすく、的確に表現している良書だと思います。自分が緘黙という症状の渦中に居た時、まさに、この本に書かれているように周りの人たちに自分の心情について訴えたかったですし、抱えて外に出すことのできない自分の気持ちを、クラスの人たちにこの本に書かれているように表現できれば良いのになぁと思っていたものです。この本は、緘黙で悩んでいる当事者や、支援に携わっている先生方への希望のバイブルとなると言っても過言ではないと思います。感激しました。「なっちゃんの声」は、「緘黙児(者)の心」の「代弁者」です!!