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なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす
 
 

なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす [単行本]

マイケル・J.シルバースタイン , ニール・フィスク , ジョン・ブットン , 杉田浩章 , ボストン コンサルティング グループ
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

From Publishers Weekly

   デイビッド・ブルックスはその著書『Bobos in Paradise』(邦題『ボボス』) の中で、彼が言うところのボヘミアン型富裕層を登場させることになった文化的要因を追跡した。それに続きここではシルバースタインとフィスクがその購買パターンの精密な観察を行なっている。両著者ともボストンコンサルティンググループで小売業について深く学んだ経験があり、可処分所得が過去最高に達するアメリカ中間市場の成長階層によって好まれる「新しいゼイタク」品について熟知している。著者らは、「オプラとマーサ」から買い物のヒントをもらい、洗濯機が幸福をもたらすと主張し、ハンバーガーチェーン店の代わりに「気軽に行ける簡易」レストランで食事をする人々について語る。

   多くの章で特殊なゼイタク品を製造する会社に焦点が当てられる。たとえば、ビクトリアズ・シークレットは、アメリカの女性はブティックに展示されている魅力的なランジェリーなら多少高価なものでも喜んで購入すると確信した先見の明ある小売業者が買収するまではみすぼらしい店だった。キャロウェイゴルフの例でも、ゼイタク品を求める新購買層にねらいを定めわずか3年足らずで10倍の収益増を達成できたことが紹介されている。おもちゃ市場でさえ、購入品の由来を知りたいという消費者の願望に訴える大きな物語を背景に持つアメリカン・ガール人形のような高額商品が育つ土壌になることがある (ワイン愛好家がカリフォルニア・ヴィンテージの腕前を示す機会に跳びつくように)。本書には繰返し部分が多いといったような文章技術上の小さな欠陥はあるものの、もうかる (たとえば、独身女性は年間3750億ドルも稼いでいる)市場に対する優れた洞察が見られ、実践経済に関心のあるすべての人にとって必読の書であるといえる。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

出版社/著者からの内容紹介

安ければ売れるのではない。高くても販売量を伸ばしている商品はこんなにある。デフレ経済に隠れた消費の新しい現実を紹介。
「価格を下げれば売れる数が増える」。このマーケティングの常識が覆されつつある。自動車のBMW、腕時計のロレックス。もっと身近な商品では食用オイルや牛乳など。消費者は本当にほしいものにはそれ相当の対価を払うようになった。デフレ経済に隠れた、消費者行動の新しい現実を紹介する。


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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 値段のわりに内容はさびしい, 2004/8/1
レビュー対象商品: なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす (単行本)
簡潔に言ってしまえば、生産者から消費者へのパワーシフト
これを言い方を品を買え長~く論じてる
需要サイドが供給サイドをしのぐ新たな支配力を手に入れたって
消費者が最近まで言いなりに購入していたと感じている著者は
かなり世間から疎いか、買い物をしないか・・・・・
この本は時間をかけたい会議資料みたい
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 マーケティングの新たなキーワード??, 2004/1/14
By カスタマー
レビュー対象商品: なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす (単行本)
数年前までは、『価格破壊』がキーワードだった。マクドナルドやユニクロが元気だった。
『価格破壊』の代表選手が調子が悪くなると、今度は、『プラシング』や『ブランド』がキーワードに踊り出た。価格を引き上げられれば、コスト削減より効果があるんだと(当たり前?)。

でも、本当に知りたいのはキーワードではなくて、なぜそうできるのか?久しぶりに本当に知りたいことに答えてくれた本でした。
事例を読み進めると、成功要因は、大きなしかけ+普段、見落としがちな細かい工夫の積み重ねであることがよく分かる。お薦めです。

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37 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 やられたっ, 2004/1/10
レビュー対象商品: なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす (単行本)
「やられたっ!」と、マーケターなら誰でも思うはの本です。マクドナルドの59円バーガーしかり、吉野家の280円の牛丼しかり、ユニクロの1900円のフリースしかり、デフレだといいながらも単純に安いだけでは、もう売れなくなってきています。その一方で、銀座にはブランドショップが建ち並び、ポルシェのカイエンは納車に2年待ち、花王のフレシア緑茶は生産が追いつかずに地域拡大ができない状態と、何でかわからないけど消費者が変わってきてるぞと、誰もが感じていたはず。そんな我々マーケターの「なんでだろう~?」に、かなり真正面から答えてくれています。特に、著者がニューラグジュアリーと読んでいる新しいタイプの贅沢品は、従来からある贅沢品と違って、1)技術的な違い、2)技術的な違いに基づく性能面での差別化、3)性能面での違いに基づく心理的な満足度を提供している、というのは目からウロコが落ちた。プロモーションの方法を変えたり、パッケージを変えたりと、いろいろ試してもなかなかプレミアムが取れない、今の消費者の求めているものが分かってきたような気がします(ましてや、単純に値上げしたマクドナルドが、消費者からソッポを向かれるのは当たり前)。さらに、デフレなのにニューラグジュアリーに支出するだけのお金が、吉野家の牛丼を食べたり、ユニクロでフリースを買うことで、節約して生まれたお金から出てきているという考え方も面白い。我々マーケターが、一生懸命デフレに対応しようと値下げすると、消費者は他にお金を回してしまうということ。なかなか考えさせられてしまいました。文句を言わせてもらえば、ちょっとアメリカの事例が多いこと。ドタ勘だが、アメリカよりもニューラグ(勝手に略させてもらった)現象は日本の方が進んでいると思います!いずれにしても、一読の価値有り。
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