おもしろいタイトルに魅かれ、興味本位でこの本を手に取ったのですが、本の内容はかなり衝撃的でした。「便所飯」は単なる若者の問題行動ではなく、社会的な病巣が局所的に表面化した現象のようです。
この本は、ご両親や教育関係者はもちろん、新社会人と接する機会の多い管理職の方にも読んでもらいたいです。ご両親や教育関係者にとっては、このような状況もあるが対策するのかという検討材料として、管理職にとっては、彼らをどう扱えばいいのか?そのヒントが得られると思います。
教育は、その理念を決めて、それを確実に追う行動がとても重要なのだと思いました。現状は、かなり場当たり的で個々が勝手に理想を追っている状況だと思います。日本は世界的に豊かで平和な国になり、子供はより強く育ってもいいようなものですが、そうなっているとは思えません。その原因を一側面からではありますが、しっかりと見せてくれたと思います。
私には調べることも感じることも難しい状況を見せてくれた価値ある一冊だと言えます。