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5つ星のうち 4.0
企業の新規事業開発部門の実践的ノウハウ本の第3版,
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レビュー対象商品: なぜ新規事業は成功しないのか―「仮説のマネジメント」の理論と実践 (単行本)
企業の新規事業の推進に必要な考え方とツールをまとめた本である。これらは、著者の長年のコンサルティングや企業との研究会での経験がベースになっており、実践的なノウハウが参考になる。また、本書は1998年に出版された本の第3版であるが、今回はツールやデータの大幅な見直しと更新を行ったとのことである。本書の初版からのメインコンセプトは「仮説のマネジメント」である。新規事業は企業にとって不確実性が高いので、その企業の通常のビジネススタイルではダメで、「(1)仮説を作り、(2)仮説を検証し、(3)仮説を管理する」というPDCAサイクルが重要性であると主張している。 そのPDCAサイクルをまわすツールとして、「レベルマップ」、「3×3新規事業マトリックス」「アトリビュートマトリクス」「STAR法」「BMO法」「ACE分析」などのツールを導入している。 評者は、企業の新規事業を困難にする大きな要因の1つに「組織的ギャップ(関係者の認識や慣行のギャップ)」があると考える。上記のツールは、これを使えば必ず成功するという魔法の杖ではない。しかし、ステークホルダー間の認識ギャップを埋める見える化ツールとしては有効である。特に、新規事業チームの意識ギャップを測定するACE (Accelerating Competitive Effectiveness) 分析は、今までになかったもので有効であると感じた。 第3版ではあるが、完成度の高い教科書というよりは、著者の実践的経験を反映し、日々更新されている進化型の実践書と考えるべきであろう。
18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
成功させるため、読んでおきたい1冊,
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レビュー対象商品: なぜ新規事業は成功しないのか―「仮説のマネジメント」の理論と実践 (単行本)
新規事業をどう立ち上げていくかの本。アイディアの創出、事業戦略、事業の評価方法、組織編成などです。 「ベンチャーがんばれ!」という精神論ではなく、戦略、各種ツールについて、理論的に解説してあります。 同じ著者の講談社現代新書「起業戦略」と重複する内容も多かったです。 現代新書がエッセンスで、こちらが本格派でしょうか。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
新規事業を手掛けるなら必読,
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レビュー対象商品: なぜ新規事業は成功しないのか―「仮説のマネジメント」の理論と実践 (単行本)
経営コンサルタントが本を書いたり、海外の本を翻訳したりするのは、大抵はコンサルテーションの販売促進が目的です。ですから、著書で秘訣をすべて公開なんてしません。でも、この本は違います。新規事業を行なう前に検討しなければならないことで、著者が他の研究者から学んだものの殆どを紹介していると思います。独創性は少ないかもしれませんが、代わりに教科書として使えます。新規事業を手掛ける前に何冊か本を購入されるなら、この本を必ず加えるのが良いと思います。 もちろん、何から何まで何も考えずに使えるようには書いてありません。逆に、書いてあることを消化して、自分で考えられる人にはとても役立つ本だと思います。著者がうっかり書いてしまったのかもしれないヒントがたくさんあります。 なお、この本はBMO法の紹介以外はほぼ The Entrepreneurial Mindset からの引用です。引用文献番号が付いていない部分もです。著者作成とある図もオリジナルを少し変えただけです。また、そのBMO法も、著者は日本向けに改良したと書いていますが、オリジナルの Merrifield の論文を単に和訳しただけにしか見えません。オリジナリティという点では大いに疑問ですが、日本語で読みやすいという点で勧められます。
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