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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
戦争を考えるきっかけに。,
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レビュー対象商品: なぜ戦争はよくないか (大型本)
小学2年生の息子の学校の読みきかせ用に、購入しました。色づかいが鮮やかで、本のサイズも大きいので集団の読み聞かせに良いかなと思います。 訳本独特の言い回しがあり、ちょっと子どもにはわかりづらいところもありましたが、戦争をテーマにわかりやすい話になっていると思います。 今も戦争が行われている国があること、日本は今は戦争はないことなど、意外にも子どもから戦争について質問がありました。 タイトルのように、子どもに質問されるとなかなか上手く答えることは出来ないので、この本を読み聞かせすることで伝えられるかもしれません。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
感覚的に戦争を描いた黒い絵本,
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レビュー対象商品: なぜ戦争はよくないか (大型本)
戦争をものを見たり考えたりするひとつの存在ととらえ、擬人化したアリス・ウォーカーの視点はユニークですが、それよりも、 絵を描いたステファーノ・ヴィタールの想いのほうが気になりました。 戦争のおそろしさを伝えるためとはいえ、制作中はかなり 辛かったのではないでしょうか。 豊かな大地でのどかに暮らす村落の人々… 母親にだかれて幸せそうな子ども… さまざまな動物たちが生きる美しい自然… いづれも本書に登場する印象的なシーンです。 木目を生かし丁寧に描かれた画面は、どれも心温まる絵本から、 みどころのワンシーンを抜き出してきたかのごとく味わい深いものです。 ところが! その画面を破壊してしまうのです! ページをめくると、突如画面に侵入してくる異物によって。 鉄の大車輪、金属の破片、打ち付けられた釘 などなど。 圧巻は汚物の固まりで描かれた怪物がむくむくと首をもたげるシーン。 食事中によむと、吐き気をもよおすかもしれません。 感性のするどい子どもは絵だけで泣き出してしまうでしょう。 しかしこれらは絵の中だけのことではなく、現実の世界という キャンパスでも起こっている事実なのです。 一枚一枚のページをこれほど重く感じたことはありませんでした。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ウォーカーは、この絵本で戦争を一つの固まり、一つの生き物のように、ザクッと捕まえる,
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レビュー対象商品: なぜ戦争はよくないか (大型本)
このストレートで正しい、正しすぎるタイトルで、アリス・ウォーカーはどう戦争を語ろうとするのか?戦争を子どもに語るのが難しいのは、それが様々な原因で生じるからです。 また、戦争の悲惨を語っても、戦争の一側面しか見えて来ません。「子どもは戦争の被害を最も受ける存在だ、子どもはつらい思いをする、だからいけない」という語り方は、正しい内容を語っているとしても、子どもにさほど訴えかけはしません。なぜなら、聞いている(読んでいる)子どものほとんどは、今の自分にそれが起こっていないことにほっとするだけですから。もちろん尋ねられれば、「戦争はいけないと思います」と応えはするでしょうけれど。 昔、今江祥智は、「戦争の顔を描く」という言葉で戦争の伝え方を巧く表現しました。その顔を冷静に、いかに描くか。 ウォーカーは、この絵本で戦争を一つの固まり、一つの生き物のように、ザクッと捕まえることで、それに成功しています。 「戦争は何も見ようとしない ミルクの大切さを なにより人間の大切さを」 「戦争は たくさん経験を積んでも すこしも賢くならないのよ」 「戦争が食べないものが 何かある?」 ヴタールのイラストは、様々な戦争の顔を描くために、ページごとに違う表現を採用しています。これもいいですよ。
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