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なぜ戦争はよくないか
 
 

なぜ戦争はよくないか [大型本]

アリス ウォーカー , ステファーノ ヴィタール , Alice Walker , Stefano Vitale , 長田 弘
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

つねに弱いものの立場にたって、社会に問いかけてきたアリス・ウォーカーが、2001年9月11日のテロ攻撃に対して、自国アメリカがおこなった報復の現実を知る。そこには、平和だった毎日の暮らしを破壊され、親を亡くし、さまよう子どもたちの姿があった。「戦争」が何なのか、わからないままに巻きこまれ、傷つく子どもたちをこれ以上ふやしたくない―、アリスの強い思いにステファーノ・ヴィタールが心にせまる絵でこたえた一作。小学生から。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ウォーカー,アリス
1944年アメリカ合衆国ジョージア州生まれ。『カラーパープル』(柳沢由美子訳、集英社文庫)で、黒人女性としてはじめてピューリッツァー賞を受賞。同作で全米図書賞も受賞、スピルバーグ監督によって映画化された

ヴィタール,ステファーノ
1958年イタリア・パドヴァ生まれ。「タイム」「ニューヨーカー」「ニューズウィーク」などの雑誌のイラストや、本の装丁などの仕事多数。世界各国の伝統絵画を研究し、独自の画風をつくりだした

長田 弘
1939年福島市生まれ。詩人。毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞、講談社出版文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 大型本
  • 出版社: 偕成社 (2008/12)
  • ISBN-10: 403202720X
  • ISBN-13: 978-4032027204
  • 発売日: 2008/12
  • 商品の寸法: 28.4 x 21.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 212,927位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:大型本
小学2年生の息子の学校の読みきかせ用に、購入しました。
色づかいが鮮やかで、本のサイズも大きいので集団の読み聞かせに良いかなと思います。
訳本独特の言い回しがあり、ちょっと子どもにはわかりづらいところもありましたが、戦争をテーマにわかりやすい話になっていると思います。
今も戦争が行われている国があること、日本は今は戦争はないことなど、意外にも子どもから戦争について質問がありました。
タイトルのように、子どもに質問されるとなかなか上手く答えることは出来ないので、この本を読み聞かせすることで伝えられるかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mintjam トップ50レビュアー
形式:大型本|Amazonが確認した購入
戦争をものを見たり考えたりするひとつの存在ととらえ、擬人化した
アリス・ウォーカーの視点はユニークですが、それよりも、
絵を描いたステファーノ・ヴィタールの想いのほうが気になりました。
戦争のおそろしさを伝えるためとはいえ、制作中はかなり
辛かったのではないでしょうか。

 豊かな大地でのどかに暮らす村落の人々…
 母親にだかれて幸せそうな子ども…
 さまざまな動物たちが生きる美しい自然…

いづれも本書に登場する印象的なシーンです。
木目を生かし丁寧に描かれた画面は、どれも心温まる絵本から、
みどころのワンシーンを抜き出してきたかのごとく味わい深いものです。

ところが! その画面を破壊してしまうのです!
ページをめくると、突如画面に侵入してくる異物によって。
鉄の大車輪、金属の破片、打ち付けられた釘 などなど。
圧巻は汚物の固まりで描かれた怪物がむくむくと首をもたげるシーン。

食事中によむと、吐き気をもよおすかもしれません。
感性のするどい子どもは絵だけで泣き出してしまうでしょう。

しかしこれらは絵の中だけのことではなく、現実の世界という
キャンパスでも起こっている事実なのです。
一枚一枚のページをこれほど重く感じたことはありませんでした。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ひこ・田中 トップ100レビュアー
形式:大型本
  このストレートで正しい、正しすぎるタイトルで、アリス・ウォーカーはどう戦争を語ろうとするのか?
 戦争を子どもに語るのが難しいのは、それが様々な原因で生じるからです。
 また、戦争の悲惨を語っても、戦争の一側面しか見えて来ません。「子どもは戦争の被害を最も受ける存在だ、子どもはつらい思いをする、だからいけない」という語り方は、正しい内容を語っているとしても、子どもにさほど訴えかけはしません。なぜなら、聞いている(読んでいる)子どものほとんどは、今の自分にそれが起こっていないことにほっとするだけですから。もちろん尋ねられれば、「戦争はいけないと思います」と応えはするでしょうけれど。
 昔、今江祥智は、「戦争の顔を描く」という言葉で戦争の伝え方を巧く表現しました。その顔を冷静に、いかに描くか。
 ウォーカーは、この絵本で戦争を一つの固まり、一つの生き物のように、ザクッと捕まえることで、それに成功しています。
「戦争は何も見ようとしない ミルクの大切さを なにより人間の大切さを」
「戦争は たくさん経験を積んでも すこしも賢くならないのよ」
「戦争が食べないものが 何かある?」
 ヴタールのイラストは、様々な戦争の顔を描くために、ページごとに違う表現を採用しています。これもいいですよ。
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