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なぜ国家は衰亡するのか (PHP新書)
 
 

なぜ国家は衰亡するのか (PHP新書) [新書]

中西 輝政
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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なぜ国家は衰亡するのか (PHP新書) + 日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

文明の衰亡は必然なのか?衰退から逃れる道はないのか?本書ではローマ帝国、ビザンチン帝国、大英帝国、アメリカ、中国そして江戸時代の日本など独自の世界を確立した大国の興亡の光景を描き出し、その「文明衰退の理」を歴史の教訓から導き出す。史上、外敵の侵入で滅んだ国はない。衰退はその国の「内なる原因」によってなされたと著者は論ずる。世界史的・文明史的視点から、日本の衰退と再生を洞察する「衰退学」の集大成である。

内容(「MARC」データベースより)

文明の衰亡は必然であり、逃れる道はないのか。ローマ帝国、ビザンチン帝国、大英帝国、アメリカ、中国、江戸時代の日本など、独自の世界を確立した大国の興亡を描き、文明衰退の理を歴史の教訓から導き出す。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 新書: 237ページ
  • 出版社: PHP研究所 (1998/10)
  • ISBN-10: 4569603114
  • ISBN-13: 978-4569603117
  • 発売日: 1998/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本書はローマ、ビザンチン、英国等のかつての帝国の衰亡を例にとり、その共通するパターンを導き出すとともに、日本の「再生」のためになすべきことを論じたものである。作者は、衰退を引き起こす原因は蛮族の侵入といっ た外的要因ではなく、内的な要因、すなわち繁栄の中に 芽生える「創造性、自発性の欠如」であり、国として国

民としての「アイデンティティーの喪失」であると指摘 している。ローマ帝国は経済的に最盛期を迎える一方で、風紀が乱れ、政治が腐敗したことで、「質実剛健」なロ ーマ人気質が失われ衰退していったが、ビザンティン帝 国は新しい変化に対しても、常に「ビザンティン固有の

もの」を見失わなかったがために西ローマ帝国滅亡後も1000年の命脈を保ったと述べている。そして日本につい ても、明治維新の指導者が抱いていた「日本国民として のアイデンティティー」を意識し直し、伝統と歴史を重 んじるという気風が保持できるなら、混迷と衰退は回避 され必ずや「再生」すると論じている。

 衰亡論というと堅苦いテーマだと思われがちだが、本 書は文明論としての専門レベルを維持しつつ、私のよう な一般読者でも興味を持って読めるようわかり易くコン パクトにまとめられており是非一読されたい。

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
筆者は、「日本には衰退が忍び寄っており、楽観的に考えて、この危険性を看過するのは愚かである。

国家が滅びる主たる原因は国家の持つ伝統や価値観といったアイデンティティが失われるところに真因

がある。従って、伝統を尊重し「国のかたちにみあった選択」をすることで再生の道は開かれる。」と解く。

この主張の是非は於くとして、本書では議論が雑駁で粗く、いくつかの例の例示にとどまっている点

が目立つ。このため、筆者の主張に説得力が無い。一言で言えば、筆者と同意見の持ち主、あるいは

筆者を信じる人以外の人には、とうてい主張を納得してもらえないのではないだろうか?

論旨の肝心のところでの、「思えない。」、「思う。」、「思われる」の多用や「不透明さのなかにゾクゾク

とした興奮を覚えるというのが、アングロ・サクソンの民族性というものなのである。」、「ゲームこそが

彼らの哲学なのである。」といった、根拠にかける決め付けなどが、目に余る。また、舶来信仰を戒める

記述を随所でしているにもかかわらず、政治制度、民族性の記述において、イギリスとアメリカを

理想視(しかもそれらの記述は必ずしも正しくない)し、それに比べて日本は・・。と議論を展開する

ケースも多く、論理の自己撞着と言わざるを得ない。

ところこどころ、斬新な視野や鋭い切り口があるだけに、残念に思う。また、筆者はあとがきで、

再生の道は「おのずと明らかになる」し、「答えを全編を通じて論じてきた。」と主張するが、

残念ながら、こうした点については私は全く読み取れなかった。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
警世の書 2002/10/14
形式:新書
 国家の衰退を文明論的に分析しているが、テーマとしては現在の日本の衰退を中心に論じている書である。衰退時のローマ帝国や大英帝国の状況が現在の日本の状況と似ていることを指摘するなどの形で歴史を大きく捉えた議論は現在の日本の状況に対する強力な批判となっている。この点で現在の日本の状況に対する警世の書といえると思う。視点としては面白い部分が多いのだが、全体的に議論が雑になっている。もちろん新書としては大きな議論を行ってしまっているというのがその原因なのであるが、もう少し厳密に議論を進めて欲しかった。ただし、読み物としては非常に面白い。もう少し分析的な筆者の本を読んでみたいと感じた。
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最近のカスタマーレビュー
著者は復古主義者なのでは?
思うに、著者は復古主義者なのでは?

また、彼の主張は思想・信念であるため、論理では反駁不能なのだと思います。
投稿日: 3か月前 投稿者: 政治(まさはる)
ローマ帝国、大英帝国の説明が面白い。ただ最後がいただけない
... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 五島雅
論理は?だが着眼点は良い
テーマとその為の例の取り上げていること、また何より結論は素晴らしい。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 壺
ミイラ取りがミイラになった内容
歴史の断片を、<恣意的に>自分のイデオロギーのフレームに落とし込んだ結果できる話。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 円矩
何が言いたいのか分からない
数年前に本書を読んだときは非常に感銘を受けたが、今読み返してみると、全体的に話しに一貫性がなく、論理性もかなり雑である。... 続きを読む
投稿日: 2008/8/3 投稿者: 国広健一
新自由主義者の国家衰亡論なのか?
日本の衰退の兆候に警鐘を鳴らし、今何が必要かを説く。... 続きを読む
投稿日: 2004/2/12 投稿者: blackbutter
歴史・哲学の重要性
著者の中西氏が産経新聞に寄稿した記事がきっかけで本書を購入し読んでみたのですが、非常に満足できる内容でした。... 続きを読む
投稿日: 2003/9/27 投稿者: 勝昭&秀平
衰亡論の一端を一般読者にも分かりやすく説明
ローマ帝国や大英帝国の盛衰と、日本のバブル崩壊後の衰退における類似性を論じ、日露戦争から第一次世界大戦を通して軍国主義へ進むプロセスと現在の日本の状況の類似性を暗... 続きを読む
投稿日: 2003/1/16 投稿者: 鈴木純一
国家は衰亡し再生する
ローマ帝国や大英帝国などの巨大国家の盛衰と現状の日本バブル経済崩壊後の衰退を対比させた興味深い本です。日本国内においても日露戦争後の景気後退から第一次世界大戦後の... 続きを読む
投稿日: 2002/3/12
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