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なぜ世界の半分が飢えるのか―食糧危機の構造 (朝日選書 (257))
 
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なぜ世界の半分が飢えるのか―食糧危機の構造 (朝日選書 (257)) [単行本]

スーザン・ジョージ , 小南 祐一郎 , 谷口 真里子
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,785 通常配送無料 詳細
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商品の説明

本書は今の経済がなぜこのような危機に陥ったかを解き明かし、 その解決法は何かを探る。

登録情報

  • 単行本: 346ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (1984/06)
  • ISBN-10: 4022593571
  • ISBN-13: 978-4022593573
  • 発売日: 1984/06
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 32,633位 (本のベストセラーを見る)
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34 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
難しそうな本に見えますが、農業ビジネスのからくりを具体的な例を挙げて説明しているので、大人であれば誰にでも理解できます。(最後のほうは私も難しくてちょっと飛ばしてしまいましたが)いままでに一度でもタイトルのような疑問を持った事のある人には是非読んでもらいたい良書です。

第3国の貧困は、干ばつや、高い出生率によるものではなく、先進国の暴力的な詐取による「人災」であると本書は述べています。我々日本人も、彼らを貧困におとしめている加害者のひとりというわけです。今までユニセフや赤十字に募金を続けながら「これで本当に貧困が救えるのだろうか」と漠然とした不安を抱いてきた私は、本書によって少しだけ視野が開けた気がしました。

まとめの章で著者は「あなたにできること」の一つとして、本書の著作権侵害をどんどんしてほしい、と述べています。つまり、もし本書に共感を得たなら、その抜粋なり要約なりをどんどん広めて欲しいのだと。私も自分なりに、著者の意志を継いでいきたいと思います。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ひろ×3 トップ50レビュアー
形式:単行本
いま、改めて本書を読み返してみると、本質的な部分は40年前とほとんど変わっていない事に驚かされる。本書に出てくる数字や、飢饉の起こっている場所などのデータは、もちろん古いままのだが、多国籍企業が、非先進諸国を搾取している構図は、まったく同じである。

いや、現在はTPPなどで、先進国であるはずの、日本の食料自給率や、農家そのものが脅かされている点では、さらに状況が悪くなっていると言うべきだろう。

本書では「換金作物」と呼んでいる、多国籍企業による、特定作物の食糧援助は、積極的に政府が関与する「武器」そのものであるとしている。具体例として、米国のキッシンジャーが関った事例が紹介されている。彼らにとって、農作物は、「カネ」であり、「武器」に過ぎないのだ。そしてそのような歪みが、飢餓を引き起こしているのだ。

この「武器」を使った侵略はとても巧妙なもので、被害国の支配層に対する教育から始まり、民衆の洗脳や思想統制により、被害国の民衆は、海外のガラクタを欲しがり、その代わりに自分達の、土地や、食べ物を、進んで犠牲にするようになるという。ネス○の粉ミルクによって、アフリカの子供達が、却って、栄養失調に陥ってしまう事例が書かれている。

「武器」としての特定作物は、特別な肥料を必要とし、最初は喜んでいた農家も、その費用に耐え切れなくなり、自分の土地を大地主に明け渡す。大地主は多国籍企業と癒着し、こうしてその土地は、実質、多国籍企業のものとなる。

年に1回しか実を結ばない、遺伝子組み換え種子が登場し、主食であるコメが、先物取引の対象となった現在、我々は再び、危機感を持ち、これに対処しなければいけない。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
1984年の出版だが、少しも古びていない。
国が変われど、飢餓や貧困の状況が何一つ変わっていないからである。
第三世界の特権層と貧困層の格差。
先進国が独占するアグリビジネス。
食糧援助を武器替わりに使う先進国。

何も変わっていない。
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