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なぜフェミニズムは没落したのか (中公新書ラクレ)
 
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なぜフェミニズムは没落したのか (中公新書ラクレ) [新書]

荷宮 和子
5つ星のうち 2.1  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「セックスで、きれいになる。」「オイシーのが好き」…雑誌『アンアン』『Hanako』等が体現したように、80年代は「○○したい!」女性たちの時代だった。DCブームや「サンリオの奇跡」があったあの頃、「フェミニズムのようなもの」がくびれ世代の間に芽生えたのだ。このように衣食足りて「かわいい」を知った女子供文化は、「均等法」をも獲得したが、その後なぜ退潮したのか。「アグネス論争」で対峙した林真理子と上野千鶴子に焦点を当てて検証する。

内容(「BOOK」データベースより)

『アンアン』等の80年代雑誌文化は「フェミニズムのようなもの」だった。「女の時代」と言われたあの頃の空気は、なぜ退潮したのか?林真理子、上野千鶴子らに焦点を当てて検証する。

登録情報

  • 新書: 285ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2004/12)
  • ISBN-10: 4121501594
  • ISBN-13: 978-4121501592
  • 発売日: 2004/12
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.1  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
 「学者=同世代の人がもう働いている時に、パパにお金を出してもらってママにご飯を作ってもらっていた、就職活動さえしたことのない人」と決めつけるくだり(p.188)を読んで愕然とした。学者になるには、何本も論文を書き学会発表を行うなど、一般企業と違った種類の「就職活動」が存在するし、それは一般企業のようにわかりやすい形ですぐに結果が出ない分、精神的にも経済的にも重圧を強いられる。上野千鶴子の世代は今よりも就職が容易だったとはいえ、この種の重圧とは無縁ではなかったはずだ(「大学教授になったのは他に選択肢がなかったから」という上野の謙遜を額面どおり受け取ると筆者のような理解になってしまうのだろう)。学者を「嫌い」なのはよいが、著者がその辺の事情をまったく踏まえないで上記の発言をしているのならば、それは「偏見」の域を超えた著しい事実誤認であるし、むしろ、「就職活動「さえ」」と限定するあたりに、均等法施行以前に女性でありながら就職戦線を勝ち抜いたことへの妙な特権意識が垣間見えてしまう。                     

 同様の特権意識・優越感は、オウム記事の寄稿で「そんなに頭のいい人が、なぜ短大に?」を「なぜ腰掛け就職に?」と訂正されたことに関する見解(p.171)にも表れている。訂正前の文章によって短大関係者が味わう不快感に鈍感であるのは、女性としてのみならず文筆業者としての倫理観に欠けていると思う。筆者のように生きることができない(できなかった)多くの女性に対して「何で私のように生きないの?」と見下すかのような態度こそ、フェミニズムの普及や女性の地位向上を妨げてきた要因に他ならないのだが、筆者がこういうスタンスから論じているならば、彼女の主張についてくる女性はそれほど出てこないのではないか。    
このレビューは参考になりましたか?
40 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
唖然・・・ 2004/12/22
By カスタマー
形式:新書
「上野千鶴子にケンカを売る」との勇ましいキャッチコピーでつい買ってしまったが、これではケンカにならない。林真理子が好きなのは分かったが、言いたいことの論拠が林真理子の文章の切れ端では、説得力の持ちようがない。「林真理子と私の考えだけが全て正しく、それ以外は間違っている」というロジックにならないロジックで一冊の本が出来てしまっている。著者のような女性がいるからフェミニズムは没落したのだとイヤミのひとつも言いたくなります。
このレビューは参考になりましたか?
33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:新書
 「なぜフェミニズムは没落したのか」という問い、その答えを「フェミニズム」と「フェミニズムのようなもの」の間にある距離に見出す視線、それ自体は悪くないのだ。「フェミニズムのようなもの」にシンパシーを感じたという著者の思いも共感可能なものとして提示されている。問題は比較対照される「フェミニズム」の側である。
 例えば、「別に、私は道徳家になりたいわけじゃない、有害な思想であろうがなかろうが、自分に『得』になるんだったらそれでいい」と割り切れる女だけがフェミニストになれたのだ、とか(p.205)、「フェミニズムは、単に『仕事がしたい!』だけでなく、『役職につきたい!ポストが欲しい!男と同様に出世がしたい!』と考えるタイプの女のための思想だった」(p.27)とか。一体、著者の言うフェミニストとは誰のことなのかと頭を傾げざるを得ない。
 唯一固有名詞の出てくる上野千鶴子にいたっては「上野が、『夫婦別姓を推進できるなら、家制度を維持したがっている保守主義者と手を組んでもいい』と発言しているのを目にし・・・びっくりした覚えがある」などと書かれている。夫婦別制は結婚制度を補強するもので、自分は何の興味もないと発言して、「推進」派を常に怒らせているあの上野が? こりゃ名誉毀損ものの誤読なのではないか?
 この著者の問題点は、「いずれのスタンスを選ぶにせよ、単純で極端な論調に終始した本を書いたほうがきっと売り上げはいいはず」(p.244)というところに心惹かれている著述業者としての危うさ(とイヤラシサ)にある。背後に上野千鶴子嫌いの団塊世代おっさん出版ギョーカイのにおいもぷんぷん。大体、今時の若者は80年代フェミニズムなんて知らんだろう。今、フェミの没落を語るなら田嶋陽子や遙洋子を語るべきであって、そこらにもこの著者が誰の溜飲を下げて“あげてる”のかが露になっていると思う。ゆめゆめ、消費つくされぬよう。
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支離滅裂
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投稿日: 2005/10/3 投稿者: まいきー
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投稿日: 2005/8/25 投稿者: ずみとし
この人もまた「使えない『フェミニズムのようなものスト』」
「原本がすでに手元にないため、出典を明らかにすることは出来ないが」... 続きを読む
投稿日: 2005/5/25 投稿者: chelsea19
知性の不在
この本に書かれている理由とフェミニズムの衰退は何の関係もないですが、はっきりいえるのは、80年代的ポストモダンによる論理の否定、感性重視が、ある種の女性に及ぼした... 続きを読む
投稿日: 2005/4/14 投稿者: eternalwind
だまされた
帯の「上野千鶴子にケンカを売る」にだまされて買ってしまった。
他にもこのコピーにだまされた人はけっこういると思う。... 続きを読む
投稿日: 2005/3/17 投稿者: "ari-prototype"
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