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なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか(晋遊舎新書007)
 
 

なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか(晋遊舎新書007) [新書]

上杉 隆
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 945 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

140字のつぶやきをやりとりするマイクロブログサービス「ツイッター」

「ツイッター」を使って140字のつぶやきで直につながる人が増えています。
それは、政治家とみなさん、ジャーナリストとみなさんの間も同様です。
本書はそうした動きが政治とメディアにどういう影響を及ぼすか、及ぼせるかを大きく2つのテーマで考察します。

(1)「政治に及ぼすツイッターの影響」
公職選挙法改正でインターネット選挙活動が解禁される気配もあり、選挙戦においてツイッターが及ぼす影響が非常に大きくなる可能性があります。
その際にどういう効果があり、リスクがあるかを原口総務大臣ほか4人の政治家が語ります。

(2)「マスコミに及ぼすツイッターの影響」
テレビ放送前に記者会見の模様がツイッターで流れています。
また、事件事故の際にもニュース速報より速く現場にいる人からツイッターに情報が流れています。
そうした動きが記者クラブ制度やマスコミのあり方自体に及ぼす影響をジャーナリストのみなさんが語ります。

自身もツイッターを活用しているフリージャーナリスト・上杉隆氏と、
同じくツイッターを活用している政治家・フリージャーナリスト8人が、
日本を変えるつぶやきの力について語り尽くします!

《ユーストリームにて上杉さん&畠山さん対談模様を配信中!!》
http://www.ustream.tv/channel/microjournalism

内容(「BOOK」データベースより)

ツイッターの底力!?たった140文字が巨大マスコミを震わす!選挙を動かす!政治と記者クラブにツイッターが与えた衝撃を8人の論客と上杉隆が語り尽くす。

登録情報

  • 新書: 320ページ
  • 出版社: 晋遊舎 (2010/5/27)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4863911025
  • ISBN-13: 978-4863911024
  • 発売日: 2010/5/27
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By こういちろう VINE™ メンバー
本書を読む上での大前提がある。それは、ともかく自分でツイッター(Twitter)のアカウントを取って、多少なりとも自分なりにいじりまわした経験があるということだろう。

 ツイッター未経験の人への「啓蒙書」という観点からしたら、そこまでインパクトがあると感じられないかもしれない(もちろん、本書をきっかけとして始めて見る層も少なからずいるだろうが)。

 私の知人に、ツイッターのベヴィーユーザーに近い人たちが数名いる。それぞれの方の使い方は全く違うスタンスなのだが、そういう方たちからの影響で、少なくとも「渋谷駅ナウ」なとと軽く言葉を交わすツールであるという認識は根底から覆されてきていた。

 そうした中で、はじめて本書を手にとってみる気になった。上杉隆さんのネット上での記事には以前からある信頼感を抱いていたし、この本の上杉氏との各章ごとの対談に登場するのは、水道橋博士、原口一博氏(前総務大臣)、山本一太氏、世耕弘成氏、逢坂誠二氏、岩上安身氏、亀松太郎氏、畠山仁人氏という、Twitterの使いこなしではすでに著名な方たちらしいことを本書を読んで初めて知った。

 そうやって対談相手が変わろうと、本書で一貫して主張されているのは、「マイクロジャーナリズム」としてのツイッターの果てしない可能性である。仮想敵にされているのは「記者クラブ」制度の持つ「特定少数の仲間でつるんで新規の参入障壁を設け、談合して情報操作する情報操作のカルテル」の持つ閉塞性であり、それを打ち破る切り札としてのツイッターの役割・・・ということになるようである(それ以外の効用についても多々言及はあるが)。

 幸いにして、既成大手マスコミが牛耳る記者クラブに「オブザーバー」としての参加権が与えられても、質問権はない。でも、その場で「どこどこのどういう記者が」どんな質問をしたかとか、それについての感想(居眠りしていかなども含む)をツイットできてしまう。同じ記者会場に別のツイッター利用者が複数いれば、その内容についての客観的、立体的傍証となるわけである。

 本書では、また、自分から積極的にフォロワーを増やしたりツイットすることは必ずしも必要なく、何万人ものフォロワーをかかえた「ハブ有名人」を数名フォローしておく事の重要性も強調している。

 ますは「情報収集装置」としてのツイッターの効用に目覚め、それに続いて今度は「自分が」情報「発信者」としていかに活用するかは、少しずつ模索するのでいいのではないか、そう感じさせられた、刺激的な対談集であった。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ツイッターが何かが知りたい方のために

ジャーナリストの上杉さんが書いた本です。
ツイッター中毒になぜなってしまうのか、ツイッターが本当に役に立つのか。
140文字で何が伝わるのか。疑問だらけのツイッターの有用性を理解できる一冊です。
企業でツイッターを規制している会社もあります。自分が理解できない物は批判するようなものです。
なぜツイッターが悪くて公式HPならいいのか、時代に置いて行かれないために企業の関係者に是非読んで頂きたいものです。
2チャンネルと同じにに考えている方にお勧めです。
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政治とメディアとの関わりにおいて、ツイッターがいかなる可能性をもつかを8人の政治家・ジャーナリスト・タレントと対談したもの。

政治家との対談が、ツイッターというよりネット事情一般の話になってしまっているのは無理もない気がする。ツイッターを使った政策アピールや情報公開といった話もしているが、殆どは使用雑感に毛の生えたような話であり、具体的なわりに中身に乏しい。ジャーナリストとの対談の方は、細かい取材活動の話が多いものの、論者ごとのメディア観の違いなどそれなりに面白く読めるところもある。

著者は、ツイッターで政治システムを変えられるかもしれない(p.66)と言うのだが、原口一博氏はアカウントがプロレスラーの名前に似てるとツイートされたときの反応が「非常に民主的でリベラル」(p.23)だったとか、世耕弘成氏と山本一太氏が居酒屋ツイートをしたから「政治のスタイルが完全に変わった」(p.123)だとか、大胆な可能性を言う割にその話の中身は些末なものばかりである。この、大言壮語が著者の人脈界隈の妙にチマチマした話に回収されるというのが、本書でたびたび目にするパターンである。

こんな事例も語られている。2010年1月に、著者は記者クラブ批判のために首相官邸にむけて「史上初のツイッターデモ」を仕掛けたのだという。1万人のフォロワー(当時)に向けてデモを呼びかけると、たちまち「総理執務室の画面のタイムラインが全部、 ”総理、上杉です” のリツイートで埋ま」り、官邸の官僚はどうしていいかわからず、ついに鳩山総理が返事をツイートして「またウワーッと盛り上がった」のだそうである(p.148-9)。この時の著者のツイートをみるとリツイート数は29。少なくはないが、本書の箇所がもたらす印象とはだいぶ違う。

著者は全体を通して「ツイッター 対 記者クラブ・メディア」という構図に則って対談を進め、ツイッターが新たなメディアのインフラになることで新聞・TVの体制に変化がおきると予測している。その理由としてもちだすのが海外のメディア事情である。例えば著者は、

「「ニューヨーク・タイムズ」のみならずアメリカのジャーナリストはツイッターのアカウントを持っていないこと自体が仕事を放棄していると見なされます。」(p.41-2)

と(ゴシック体で一部強調して)述べている。この箇所を読んだ4月2日に、ニューヨーク・タイムズのサイトのトップと政治面に記事を載せている記者の名をいくつか検索してみると、アカウントをもたない記者がすぐ見つかった(Julie Creswell, Allison Kopicki)。ワシントン・ポストのサイトでも何人か試すと、やはりアカウントのない記者がいた(Javed Hamdard, Debbie Cenziper)。では、「アメリカのジャーナリストはツイッターのアカウントを持っていないこと自体が仕事を放棄していると見なされ」るという話は、いったい何に基づいてるのだろうか?

このようにちょっと疑問に感じて調べると、書かれているのと異なる実態が出てくるようでは、およそ安心して読むことなどできない。

メディアの問題に監視の目を光らせるジャーナリストが増え、政府の情報にオープン化を求める動きがより活発化するのは頼もしい。しかし、あまりいい加減な人が関わってくるのはかえって困りものである。
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