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なぜイノシシは増え、コウノトリは減ったのか (平凡社新書)
 
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なぜイノシシは増え、コウノトリは減ったのか (平凡社新書) [新書]

平田 剛士
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ダム建設ですみかを奪われるイトウ、コウノトリの野生化への試み、頻発するツキノワグマとの遭遇、増え過ぎたイノシシやエゾシカによる被害、外来種アライグマやセイヨウオオマルハナバチが引き起こす生態系の撹乱等々、日本列島では野生動物をめぐる多様で複雑な問題が生じている。絶滅危惧種など、動物との共存のために苦闘する人々の姿と解決策を各地に追う。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平田 剛士
1964年広島市生まれ。北海道大学大学院工学研究科中退後、北海タイムス記者を経て1991年からフリーランス。北海道工業大学非常勤講師。環境問題を中心に取材活動を続け、「週刊金曜日」などにルポ記事を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 197ページ
  • 出版社: 平凡社 (2007/03)
  • ISBN-10: 458285365X
  • ISBN-13: 978-4582853650
  • 発売日: 2007/03
  • 商品の寸法: 16.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 618,368位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
 「ルポ・日本の生物多様性」に続く、野生動物保護の現場を丹念に歩いたルポルタージュで、週間金曜日連載の記事を再編したものです。

 最近ではこの手の記事は世に少なくありませんが、一般受けをねらってか筆者の理解不足を隠すためか、一方的な理想を叫んで見みたり、いたずらに善悪対立の構図を煽ったりするものが多く目につきます。

 対して著者は、丹念に取材を重ねる正攻法で、問題を深く深く掘り下げていきます。正に痒いところに手が届く感があり、かつ、一方の主張のみを押しつけることもしません。

 こういうバランス感覚に優れ、かつ自然への深い理解と洞察を持ったルポライターがあと数人いたら、この国の自然保護報道も、事件記事やお涙ちょうだいレベルから脱皮できるのですが。せめて受け手がそういった記事に踊らされないようにするためにも、野生動物の保護に関心を持たれる方は、この本を読むことをお勧めします。
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By 某々
形式:新書
イトウ、コウノトリ、ツキノワグマ、風力発電、里山、知床、アライグマ、狩猟の9編のルポで構成された本。ジャーナリストにありがちな、政治が悪い、公共事業が悪い、野生動物を殺したり人が自然に干渉するのはもってのほか、といった感情と結論が先にあって、それに理屈をあとづけするような論議ではなく、現実にある人間の生活や経済活動と自然環境の保全の両立はどのようにすればできるのかという視点から書かれている。自然環境の保全ということが、単に特定の生物を大事にしましょうといった感傷的なものではなく、必要に応じて、狩猟による個体数調節も行うことで、地域の生態系を維持する活動を通じて、地域に生息するさまざまな生物を保全していくことの重要性が述べられている。このような地域の生態系を維持していくための考え方とそれを実現するためのの計画づくりと活動とともに、そのような地域活動の中心にはキーとなる人材がいるということも含めて書かれている。広い視点からの議論に納得させられた。
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形式:新書
様々なランクづけのされた絶滅危惧種の動物たち、

北海道のイトウ(サケ科の魚)、兵庫のコウノトリ、ツキノワグマなどが、

なぜ種の危機に立たされているのか、

その原因を取り除くにはどうしたら良いのか、

また増えすぎで生態系を崩す、外来種の生物(アライグマ、イノシシなど)への対応策、

地域の人との関わりも含めて考えているレポートです。

個人的にはもっと写真が多くてもいいのにな思いますが、内容はとてもおもしろいです。

著者の平田さんは専門家ではなくフリーライターという立場なので、

取っ付きやすくてわかりやすい。

身近で起きていないと忘れがちな問題なので、考えるきっかけとして良い本だと思いました。
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