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では、投資の知識って、一体、何でしょうか?
それは、「株を安く買って高く売る」知識のこと。
安く買うとは、単純にいえば、その株の本来の「あるべき価格」より株を安く仕入れるということです。この本来あるべき価格を株の「価値」といいます。
ですから、株で儲けるためには、まずはその株の「価値」がわからなければなりません。
ところが、周りを見渡すと日本のほとんどの個人投資家は、株の価値など考えず、株価チャートを頼りに株の売買を繰り返していることが多いよう。
これでは、買っても負けても株式投資はただのギャンブルです。
素人投資家がやみくもに株価を追いかけ、損をしているとき、新の投資家はしたたかに価値ある株を安く手に入れて儲けています。
本書は、数千億規模のM&Aに参画してきた著者が、個人投資家に向けてすぐに使える企業価値算定の方法を初めて紹介した注目の一冊です。
「普遍的に役立つ投資の本質を知りたい」と思っている方には、外せない本となるでしょう。
企業価値というと一見、難しく聞こえますが、この本では多彩な事例や図表を使って、ステップを追いながら誰でも株の価値を5分で弾けるように丁寧・具体的に説明をしている点が特徴的です。
また、評価に必要な財務情報を無料で取得する方法や、有望株を探し出すためのスクリーニングの方法についても詳細に解説しているのに好感が持てます。
この本で紹介しているような企業価値評価方法を使って実際に投資をしている個人投資家は、まだまだ日本では少数派だと思います。
ですから、もしこれから株をやろうと思っている方が、本書で紹介する投資法の基本を忠実に実践すれば、大きなチャンスを掴めるかもしれません。
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最も参考になったカスタマーレビュー
42 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
企業価値に投資するという考え方には賛同だが・・・,
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レビュー対象商品: なぜか日本人が知らなかった新しい株の本 (単行本)
筆者は株価は企業価値に収束するものであり、その価値から判断して割安の株に妙味があると解く。これは、理論的には間違っていないだろう。 グレアム、バフェットはこの考え方を投資の基準に取り入れて成功している。 しかし、本書の核心であり、肝心の企業価値の算出理論となると雲行きが怪しい。 本書(2005年)の中で中央出版社(9476)株の理論価値をざっくりとではあるが1500円と見積もっている。 しかし、実際の株価は2006年2月1日の880円を最高に、ここ2年は300〜500円で低迷している。 考えれば当然で、一時点の企業価値という判断基準ほど(特に長期投資において)怪しいものはない。 設備投資などの内部要因、業界をとりまく環境の変化などの外部要因、企業価値もまた株価と同様、たえず変化するものである。 実際、著者のこの企業分析の手法は、あのバフェットが当時繊維会社であったバークシャー・ハザウェイを買収した際に用いた手法と、ほぼ同類のものである。 繊維業の再建に失敗したバフェットが、一時点の企業価値に判断基準をおくことが、いかに危険かを思い知った、いわくつきの手法ということだ。 その後、バフェットの企業価値判断はこの手法からさらなる進化を遂げ、バークシャーを繊維会社から世界一の投資会社に変貌させた。 もちろん、その手法はこの本で紹介されているものとは大きく異なる。 また、PER、PBR、ROEの筆者の考え方についても、現実と大きな乖離がある。 初歩的な考え方についてはもちろん間違っていないのだが(たとえばPER=PBR/ROEの数式など)、「たとえROEが高くても、PBRも高い会社は良くない」と断言するのはいかがなものか? 現在は、PBRが低いほどよいという考え方は、成長企業を見逃す原因とされている。 (野村証券のセミナーで「高PBR企業が割高なんて嘘っぱち」と統計資料を示して断言した講師もいた) 要するに、その会社のPBRの質を見分けなければ、なにもコメントできないということだ。 たとえばPBR=3で筆者の基準では「割高・買うべきでない」企業が超成長企業だった場合、資産がどんどん増えてゆくのでPERは高い水準を維持する。 超成長企業は毎年好決算を出すので、たとえ新興市場の埋もれ株でも株価が下がりにくく、結局PBR=3の時点の株価が最も割安だった・・・なんてこともままある。 そして10数年後、この企業がPBR=1に落ちた頃には、往年の勢いはすっかり無くなり、経営も株価も没落の一途を辿り消滅、というストーリーはレアケースではないのだ。 このように、著者の意見は基本的な部分では、ベーシックな合理性を持つものの、細部ではかなり怪しい部分があることは知っておいた方がいい。 怪しさの証拠に、山口揚平氏が彼自身のリターンを明らかにしていない。 彼が言うように「この本のやり方ならば年率15〜30%に突入」が本当ならば、彼自身のリターンを明らかにするべきだろう。 バフェット、ソロス、ロジャース、フィッシャー・・・投資の達人達はリターンを明かにしているからこそ、信頼と尊敬を勝ち取っている。 私の目には、著者が投資であまり成功していないので「理論」という商品を売っているように思え、疑わしいという懸念が払拭できない。 ただ、初心者から一歩でたレベルの人が、企業価値に投資するという考え方の「基礎」を学ぶにあたっては参考文献程度の効用はあるだろう。
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
株式投資初心者の弱点が本当にわかる,
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レビュー対象商品: なぜか日本人が知らなかった新しい株の本 (単行本)
本書によって、株式投資に成功できない理由と解決方法をよく理解することができる。投資家が陥る「感情の罠」や企業価値の求め方について詳しく説明がしてあり、箇条書きのポイント整理も理解し易さに一役買っている。更にインターネット上で入手できる情報先についても具体的に記述があり、実用的である。 本書に記述されている手法は株式投資の判断材料としては非常に役立つものではあるが、M&A云々と書いてあるのはいきすぎであろう。M&Aがこのように単純な評価で決まっているはずはなく、企業価値判断のうち株式投資に実用的な部分のみをわかりやすく切り取ってきたのが本書であると理解するとよいと思う。 いずれにしても、株で利益を上げられずに悩んでいる方には是非おすすめしたい。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
■企業価値の初級本として非常に分かりやすいです,
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レビュー対象商品: なぜか日本人が知らなかった新しい株の本 (単行本)
・著者の”頭の中身のクリアさ”が群を抜いているのでは、と感じさせます。書いてあることは断片的には既知のことが多かったですが、 本書で頭が整理できました。 たとえば *「利回りの大きさ自体は何の意味もない」という表現 仮に日本国債の利回りが1%で、南アフリカ国債が10%でも どちらがお得ということはない。利回りはリスクをの高さを 反映しているだけであると。言い切りが気持ち良いです。 *「価値の源泉」を見抜く為には原因に着目しろ」と。 ”因果マトリックス”という図で整理されています。 *企業の価値の源泉はたった一つ。そのたとえ話として 歌舞伎町No.1ホストの女性を口説く成功の鍵が出されています。 「(何かを買ったり、優しい言葉をかけたり色々するのではなく) 本当にかゆいところ”だけ”、手を伸ばしてあげること」だそうです などなど。 ・株式投資を始める時やファンダメンタル分析の基礎を 理解するには良いかもしれません。 ・但し、この本で投資が実際にできるか というのは別の問題。 株式投資はどの企業に、どのタイミングで、どのくらい投資するか そしてイグジットをどうするか、などが明確になっていなければ はじめられませんが、そのどれもが不明確です。
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