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大前研一による、起業家および起業家予備軍へのメッセージ。「JUST DO IT」の精神で知られるナイキの話を中心に、起業家に求められる心構えや成功の秘訣を説いている。
本書には、起業家たちの憧れであるナイキのフィル・ナイト会長や、かつて社長を務めたトム・クラーク、ナイキ・スポーツ・マネジメントの社長を務めたのち、NBA「ダラス・マーベリックス」の社長兼CEOに就任したタディーマ・アサリーなどが登場し、それぞれナイキのベンチャースピリットについて語っている。ここで紹介されているのは、大きく飛躍しながらもなお活気にあふれ、起業家魂を保ち続けている優良企業、ナイキの姿である。全体の約半分がナイキの話となっているが、もちろん日本企業の話も登場する。「やらまいか」精神で成功した本田技研工業、変速機の分野で世界No.1の技術力を誇るシマノ…その後の事業展開に関する批判も、起業家たちにとっては大いに参考になるだろう。
起業家魂、企業理念、社風、戦略…あらゆる角度から、起業家として成功するための要素を考えさせる内容になっている。事業のヒントをつかむための1冊として、また自らを鼓舞するための1冊として、一読をおすすめしたい。(土井英司)
出版社 / 著者からの内容紹介
事業家になったつもりで、資本金が一億円手に入ったつもりで考えてみよう。どんなアイデアが5分以内に出てくるか。こうしたことを何回も繰り返していると、事業の形や道筋が自然と見えてくるのである。(中略)「もし・・・したら・・・」という仮定の世界の中で四六時中考えているうちに、起業家として最も大切なイマジネーションの能力が高められるのである。これを繰り返していけば、若い人でも相当年期の入った企画が出せるようになるはずである。(中略)さあ、新しい人生をゼロからやりなおしてみよう。「JUST DO IT.」の精神で!
出版社からのコメント
『ナイキ』のフィル・ナイト会長は言う。「起業家になるなら、自分がよく知っていて、しかも大好きな仕事を選ぶことが絶対に必要だ」と。この経済停滞を打ち破り、起業家になりたい、あなたたちは本気で考えるべきだ。
著者について
大前研一・・・1943年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。マサチューセッツ工科大学大学院で博士号取得。日立製作所、マッキンゼーを経て、現在「大前アンド・アソシエイツ」代表取締役。経営コンサルタント、経済評論など活動は幅広い。主著に、『サラリーマンIT道場』など。