本書はキャッチセールス評論家の多田文明さんが、
潜入取材をしている中から見えてきた
様々な手口(話術、交渉術)を紹介したものです。
表紙に「悪用厳禁」と書かれているので、
実際の手口から一般化された、
実生活で応用可能な技術が書かれていると考えていたのですが、
予想とは違い、そういったものではありませんでした。
こういった内容の本を書く場合は、
心理学の視点等も取り入れて学術的に解説するべきなのですが、
大半は著者の経験で書かれています。
(内容のほとんどは実例を次々に紹介しているだけという状態。)
感覚としては「間違っていない」というのはわかるのですが、
うすっぺらく感じてしまいました。
『ついていったら、こうなった』のデキが良かっただけに残念です。