登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
中平卓馬氏の芸術観,
By
レビュー対象商品: なぜ、植物図鑑か―中平卓馬映像論集 (ちくま学芸文庫) (文庫)
私には,かなり難しかったです.ごく最近カメラに興味を持った私がいきなり読むには,いろんな予備知識が なさすぎたんだと思います. まず,どの文書も時代や写真に関するある程度の予備知識が必要とされます. 浅間山荘さえ映画でしか知らない私は,googleとwikipedia首っ引きでした. 特に第一章がいきなり,宇宙語レベルで意味不明でした.最初の3-4ページを 3回読んでも5回読んでも理解できない. あきらめて,第二章からよみすすめました.最後まで読んで,第一章にもどると, そこでようやく文章の意味を理解できました. 本書はそういうエッセイ集だと思います.がんばって読んだ甲斐があり,奇妙な達成感 と中平卓馬氏の写真や芸術に関する考え方に触れられたという実感が読後感として 残りました. それは,好きか嫌いかといわれると難しいのですが,おもしろいかおもいしろくないか といわれると,たいへんおもしろい経験でした.
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
軽薄な写真コラムではない,
By あまぞん太郎 "あまぞん太郎" (八景島シーパラダイス) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: なぜ、植物図鑑か―中平卓馬映像論集 (ちくま学芸文庫) (文庫)
この書物は中平卓馬による写真・映像論集であって、写真雑誌に掲載される類の軽薄な写真コラムではない。これまで発表されてきた中平のエッセイをまとめたもので、彼の思想を理解する上で重要な資料になることは間違いないが、「森山大道さんはどういうカメラをつかってるんですか?」的な好奇心は簡単に打ち砕かれてしまう、難解な書物である。読むにつけ、中平が自身の映像イデオロギーを“断定的に”抱きながらも、しかし実際の表現としてそれを達成できなかった70年代、そして彼と歩みをともにした同人たちをも間接的に否定せざるを得なかった葛藤が読み取れる。それが彼の病、そして再生の後の逆説的な展開を理解する一つの筋道なのかもしれない。 原点復帰-横浜 こちらと併せて読まれることをおすすめしたい。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
|
|