私には,かなり難しかったです.
ごく最近カメラに興味を持った私がいきなり読むには,いろんな予備知識が
なさすぎたんだと思います.
まず,どの文書も時代や写真に関するある程度の予備知識が必要とされます.
浅間山荘さえ映画でしか知らない私は,googleとwikipedia首っ引きでした.
特に第一章がいきなり,宇宙語レベルで意味不明でした.最初の3-4ページを
3回読んでも5回読んでも理解できない.
あきらめて,第二章からよみすすめました.最後まで読んで,第一章にもどると,
そこでようやく文章の意味を理解できました.
本書はそういうエッセイ集だと思います.がんばって読んだ甲斐があり,奇妙な達成感
と中平卓馬氏の写真や芸術に関する考え方に触れられたという実感が読後感として
残りました.
それは,好きか嫌いかといわれると難しいのですが,おもしろいかおもいしろくないか
といわれると,たいへんおもしろい経験でした.