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なぜ、人は平気で「いじめ」をするのか?―透明な暴力と向き合うために (どう考える?ニッポンの教育問題)
 
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なぜ、人は平気で「いじめ」をするのか?―透明な暴力と向き合うために (どう考える?ニッポンの教育問題) [単行本(ソフトカバー)]

加野 芳正
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 3,150

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商品の説明

内容紹介

★感情論や スローガンでは 解決できない!★

だれか、
「いじめ問題」について、
わかるように
教えてくれ!!

いじめの誕生から、三度のいじめパニック、
そしてそこから生まれた
様々な理論までを徹底分析!
いじめ問題を考えるための最初の1冊!!

内容(「BOOK」データベースより)

だれか、「いじめ問題」について、わかるように教えてくれ!!いじめの誕生から、三度のいじめパニック、そしてそこから生まれた様々な理論までを徹底分析!いじめ問題を考えるための最初の1冊。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 292ページ
  • 出版社: 日本図書センター (2011/9/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4284304461
  • ISBN-13: 978-4284304467
  • 発売日: 2011/9/7
  • 商品の寸法: 19.1 x 13 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 68,109位 (本のベストセラーを見る)
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By Hola! VINE™ メンバー
いじめは、人間関係が強く関係するため事例研究や感情論、経験論で論ずる部分があると思います。
著者もその点を認めつつ、いじめについて学問として研究が進みつつあること。
そして80年代のいじめパニックから集団の問題としての側面もあることを教えてくれました。

P.142〜のR・ジラールの「平等な人間関係での差異の喪失が欲望模倣を生み、そうした状態の危うさが生贄(いじめられる人)を差し出し、集団を安定させる」という理論は教育現場にいる私としては個人的にとてもしっくりきました。

1.集団が平等を目指すと、個人ごとの差異がどんどん少なくなる。
 (例:劇でシンデレラ役が複数人いる)
 ↓
2.すると個人ごとに違うはずの欲望も似てくる。
 (衣装は自分のイメージで作っているはずなのに、衣装がみんな似てくる。)
 ↓
3.すると本来自然発生的にあるはずの関係(上下、役割、能力差など)が固定できなくなり、不安定になる。
 (みんなシンデレラ。誰が主役で、誰が脇役で、誰がリーダーなのか。)
 ↓
4.その関係を再固定するために、無実の人間をスケープゴート(生贄、いじめられる人)にして集団で制裁を加える。
 (シンデレラ役のうち一人だけ髪の毛の色が少し茶色いから、いじめる。)

また、集団の人員が固定化されているとよく発生しやすい点や、
固定化された中での競争化は危うさを孕んでいることも興味深かったです。
他にも集団対個人のいじめ関係の場合、子供同士一対一でのいじめ関係のときに出来そうな対処の仕方(例:「まずは自分が強くなれ」「やられたらやり返せ」)は危険を孕んでいるとも指摘しています。
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80年代から現在までに蓄積されたに代表的な「いじめ」理論を著者は丁寧に分析。社会科学的な視点から一つの舞台にマッピングすることにより、「いじめはなぜ発生するのか?」「なぜ、いじめは無くならないのか?」という難題に挑む本書。いじめ問題を俯瞰する意味では大変役に立つ一冊。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
なぜ、人は平気で「いじめ」をするのか?
この問いに明確な答えが出れば、つまりいじめの原因の究明ができれば、
その原因をなくせばよいことになるが、いじめの原因は
「差異」である。
違うことがすべてのいじめの対象になるのである。
個人個人が違うことは、永遠で、おなじにすることはできないので、
いじめは発生し続ける。

だから、違うことはいいことだという感情に持っていくしかないのである。
民主主義は多数を原理とするが、
多数が正しいことだけではないことをみなが納得しなければならない。

などというつれづれを考えてしまう、大きなきっかけになるのが本書である。
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