アメトーーク!の「餃子の王将芸人」などで話題の「餃子の王将」をビジネスの視点で分析している。
ほかのフランチャイズ外食と違い、メニュー作りが店長に任されていたり、かなり昔から「無料券」「割引券」を
正社員が配っていたり、営業利益率が高い効率的な組織であることが紹介されているが、この王将の凄さはなんといっても
餃子を手で作っていて、店長が自ら焼いているところであろう。また、店の客層に合わせたメニューを作れるところも強みだ。
日高屋などは冷凍餃子を機械で焼いているが、手作り餃子を職人が焼いたほうがうまいに決まっている。
こうした職人が店長をやるシステムをとっていたら、ほかのフランチャイズチェーンのように急に多店舗化はできない。
店長を育成するには「時間とカネ」が膨大にかかるからだ。
しかし、この一見非効率な仕組みこそが、誰にも真似できない「自己組織化できる組織」を可能にしている。
トップダウンの組織ではいくらトップが優秀でも、日々変わり続ける顧客の要望にこたえることは難しい。
一方で、餃子の王将の店長は一番近く顧客を観ているから、顧客の求めるものをすぐに作り出すことができる。
それが「餃子の王将」の一人勝ちを可能にしている。
この本を読むと「今最も理想的で新しいビジネスモデル」を知ることがきるだろう。