本書を読み終えてみて、本書における「ダンドリ」とは、
一般的に使われている「段取り」よりもひとつ深い次元のものであると感じました。
仕事においても、恋においても、一歩先、十歩先を考えてイマを生きることが成功の秘訣です。
あるべき未来を見据えること。そして、その未来への道筋を辿ること。
つまり、ゴールとルートを自分で探し出さなければならないのです。
これは簡単そうに聞こえて、とても難しいことです。
たとえば、「10年後、どうなっていたい?」と聞かれれば、
多くの人はその答えを持っていることでしょう。
お金持ちになりたい、子供がほしい、部長になっていたい。
答えは人の数だけ存在するはずです。
しかし、その答えがホンモノである保証はどこにもありません。
プライド、常識、人からの評価…いろいろなものが、
人のホンモノの想いをぼかしてしまいます。
自分が本当に辿りつきたいと思っている、ホンモノの未来を知る方法。
そして、その未来を迎えるために辿るべき流れを作り出す方法。
本書ではこの2つを、「ダンドリ」という概念を通じて教えてくれます。
仕事や恋がうまくいっていても、いっていなくても、
他ならぬ自分自身の生き様をより良いものするため、
ちょっとだけ、ダンドリというものに触れてみるのもいいかもしれません。